＜ししぃの館＞

姪にお洋服を買った。重さも量もなかったので、定形外郵便で送るのが安いと思って、梱包して郵便局に持って行った。

近所の郵便局まで徒歩10分ほどの距離。それを送ったらその足で駅に行き、スポクラに向かう予定だった。

ところが、郵便局に入ったら、窓口にいた局員のネェちゃんに開口一番こう言われた。

「すみません、受付は５時で終了なんです」

局内の掛時計を見ると、５時１５分。

これが大阪のオバちゃんならごねるのは必死だが、物分りのよすぎる私は憮然とした表情をしながらも「そうですか」と踵を返して郵便局を後にした。

郵便局って、こんなに早くクローズするんだっけ？

いつもは会社が入っている高層ビル内の郵便局を利用していたのだけど、そこは６時ぐらいまでは営業していたと思う。だから、今日行った地元の郵便局も開いていると思っていたのだけど･･･。

特定郵便局なのかしら？

まあ、「決まり」というか「営業時間が終わっている」という正当な理由があるから、これは局員には当然の返事だったのかもしれないけど、ぬけぬけとこういうことを言い放つあたり、やっぱりぬるま湯体質なんだよね。

荷物を持った年寄りが来ても同じ対応をしたのかな。

これが私の勤務先でおきたことと仮定すると、まず「セールスの機会を逃した愚かな社員」扱いされて、上司からつめまくられること決定。勿論セールス云々以前に、顧客の立場に立って最善の努力を行うところまではやらないといけない。民間企業は、顧客の方を見て仕事をしていないと、いつでも顧客に逃げられてしまう。
だから、マニュアルとかそういうのではなくて、今の民間企業の人はそうすると思うよ。

結局、私はその小包を置きに一度自宅に戻った。

また郵便局に行くのは面倒なので、コンビニで受けられるサービスを探そうと思う。