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テーマ:今日の出来事(292887)
カテゴリ:日々のいろいろ
「今日の出来事」ではないのだけど、テレビで安倍という美しき某国の総理大臣のご尊顔を拝しているうち、ふと思い出したことがある。
それは安倍何某と同じ慶応大学出身の、勤務先にいる某本部長と氷河期世代の社員のことだ。 二人とも、ギラギラと出世への貪欲なオーラを発しているタイプではない。 でも、他の社員への接し方を観察していると、柔らかな物腰という仮面で出世欲を隠していること、学歴においてエリート意識をもち、それを鼻にかけているタイプだと感じることが多い。 私的には、出世欲をギラギラさせている輩のほうが、シンプルでまだ好感が持てる。 ちなみに、勤務先では東大卒はマイノリティ。このため、東大卒の社員は、妙にへりくだっているか(←へりくだっていることが嫌味なほど明らかなんだけどw)、非常識な俺様タイプに大別される。 ちょっと話がそれましたが。 某日などくだんの本部長が: 「○○さんは、弁護士になろうと思って法学部に行ったんですか?僕は高校生のとき弁護士になろうと思って慶応の法学部に行こうと思っていたんです。でも・・・(あほかこいつと思いながら上の空で聞いていたので理由は失念)・・・で、経済学部に行ったんです。○○さんは司法試験を受けようとか、考えなかったんですか?」 ・・・ネチネチネチ あ、そ それと、いろいろと余計な世話だ。 現在40代後半より上の世代が受験していた頃の慶応大学は難易度的に難しかったのか? この世代は、国公立志向が強い世代だったと記憶しているが。 「エリート」の定義は人それぞれ。 で、この本部長が最近、中途採用の条件に「経済学部出身者が望ましい」などという条件をつけ始めたのだ。 もともと日本の企業では、新卒採用にあたって出身学部や職種による採用活動を行ってこなかった。このため、例えばどの企業にもある「経理系」の職種には、さまざまな学歴の持ち主が従事している。なので、いまさら中途採用者の出身学部に条件をつけ始めたことには、首を傾げてしまうのだ。 慶応大学経済学部出身の同窓生がほしいなら、人材紹介会社にはっきりそういえばいいのだ。 本部長が「切られるとき」には、そうやって採用した人たちもご一緒にどうぞ。 (現勤務先は外資系のせいか、こういう、子飼いの部下同伴での中途入社・退社が結構ある) 採用する側の事情により、下手に優秀だと敬遠されるという、くだらない例をひとつ。 以前、私が所属していた部署で中途採用の募集があった。 「30代くらいで、今いる50代のマネージャーと氷河期世代の慶応大学卒社員の立場を脅かさないような人材」という理想的な採用モデルがあったくせに、立派な職務経歴・資格・語学力をもった40代管理職女性(男性面接官は、この女性より年上で英語が全くだめで経理系資格無し。採用したらスキル的に上司になってしまう。或いは自分の立場を脅かされる)や、氷河期世代の慶応大学卒社員より高度な公的資格を保持していた30代男性(採用すると、氷河期世代の社員とその子飼いの社員の出世に影響)を、ためしに面接して不採用とすることが数回あった。 これぞと思った優秀な人材を紹介したにもかかわらず不採用が繰り返された人材紹介会社から、一体どういう人間がほしいのかと、クレームが入ったらしい。 採用されたのは、採用側メンバーの立場を脅かさない、性格的に穏やかな30代男性社員だった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 17, 2007 01:39:58 AM
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