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テーマ:今日の出来事(292941)
カテゴリ:日々のいろいろ
私用の帰り、最寄り駅へのバスに乗った。
私は後方の座席に座ったのだが、傍には既に3人の小学校高学年ぐらいの養護学校の生徒が座っていた。が発車する前、私の席の後ろにいた男子小学生が奇妙な行動をとり始めた。席を離れて車外に出て、そこで何かしているのだ。何回か出入りを繰り返すその男児の手には、よく見るとライターが握られているではないか 精神障害児とライター。 私は瞬時に先月いたましい火災があったことを思い出した。 それは、火に関心を示すようになったという精神障害者の長男が母親不在時に家に火を放ち、家屋が全焼し、姉弟4名ほどが焼死したという事件。 私は身体を後ろに向けて座り、その子を監視した。私より後部には、健常な大人の乗客が座っていなかったからだ。 くだんの男児はが発車する頃になると自分の席に戻り、ライターを自分の隣のシート上に置いた。発車後は、(こちらにも音声が聞こえる)と"会話"したり、奇声を発したり、他の養護学校の生徒と交流していたが、その合間にライターを手に取り、いじることを忘れなかった。ライターで着火するための動作は見られなかったので、彼が具体的に火のつけ方を知っていたのかどうかは定かではなかった。 でも彼のライターへの執着が強い様子から、ここでシートに放火でもされたら大変なことになると考えた私は、男児からライターを取り上げることにした。 「それはおもちゃじゃないから、遊んじゃだめ」 一言いったら、男児はおとなしくライターを差し出した。 同じ言葉を3回ぐらい繰り返して言うのが、その子のひとつの"症状"だった。でもその発言の内容が、小学生くらいの男児にしては結構コワイ内容で、一体どこで覚えたのだろうと思った。 (携帯電話やラジオの音声を聞き続けるという症状は、自閉症の症状のひとつ?) 「物凄い数のウィルスがファイアウォールを突破して」 IT系 「すべてを焼き尽くして」 ゲーム系? 精神障害者は、奇声を発したり一般人からは奇妙と思える行動をとっているだけなら無害な存在だと思う。でも、現実問題として、一般人を巻き込んだ事件を起こすことがある(先日の放火事件は、被害者が家族だったが、大変悲惨な事件だった)。 偏見とか差別といわれるかもしれないが、率直なところ、成人した精神障害者の身体的自由度が高いのは、コワイと感じことがある。何かあったときに責任も問えないし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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