今日日の男女は一円単位まで割勘するのが、普通なのかなぁ?
ワタクシはいわゆる氷河期世代なのですが、少し上の世代は女性が結婚相手に高学歴・高収入・高身長(三高)という条件を求め、男性を用途別に使い分けるという現象(本命君・アッシー・メッシー・ミツグ君)が起きた世代です。
一昔前は「男は結婚してこそ一人前」の価値観だったのです。
結婚してなければ社会の信用を得られないとされ、昇進においても不利な扱いをされる業界もありました(今もそうかもしれませんが)。ではなぜ男性の結婚難という問題が持ち上がったかというと、自然の法則で成長するまでの死亡率が高い男性が女性よりもやや多く生まれるのだけれど、近代医学の進歩により男児の死亡率が低下して男性が増加。その一方で、女性が高学歴化し社会進出して非婚化が進んだ(※)ことが最たる原因とされていたと記憶しています。
※現在では、少子化の原因=女性の高学歴化と言い放つ代議士のセンセイも多数。
まあ、ここまで極端にいかなくても、例えばデートの費用は男性が支払うのがわりと普通でした。"普通"というと語弊があるかもしれませんが、男性に「払わせる」のは男性のメンツを立てるという意味あいもあったのです。そのため、礼儀として何回かに一度は女性がさりげなく支払いましょう、等という「マニュアル」も存在したくらいです。
ところが近頃は、20~30代のカップルが事細かに割勘しているのをよく見かけます。
男性が支払っているところで、女性がしつこく「○○○円ね。後で払うから、絶対に忘れないでよ」と一円単位で言っていたり。スーパーやコンビニでも同様の光景を目にしました。
思えば、少々前は男女には今よりも歴然とした雇用差別・賃金格差があったため、男性が費用を支払う(奢る)ということにあまり抵抗がなかったのかもしれません。
でも今は男女とも雇用が不安定。
男女雇用機会均等法施行後に生まれたような世代は、女性が優遇されているとすら感じているかもしれません。女性のほうが価格設定が安いもの・映画のレディスデー・女性客のみに対するサービスの存在etc.