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テーマ:ヨーロッパ旅行(4254)
カテゴリ:ドイツ
パリにて追記の上、アップ。
ホテルのワイヤレス接続の速度が遅く、写真のアップに時間がかかるので、写真は帰国後に追加します。 **** 写真を追加しました。(2009/01/09) **** ドイツ(ドレスデン)への移動日。 ホステルを9時40ごろチェックアウトして#12に乗りプラハ・ホロショビツ駅へ。余らせたコロナを両替するために早めに行ったのだけれど、ちょっとしたハプニングがあって、時間を食ってしまった。駅構内の両替屋で両替したところレートが悪いうえに更に手数料を5%も取られた。 駅構内は電車が出発する線路の番号は出ているが、どこからどこまでに車両が止まるのかがまったくわからない仕組み。とりあえず階段そばで待っていたら、発車時刻の20分前に車両が到着。予約していた席に着くと、中国人とベトナム人の男性二人連れがコンパートメントにやってきた。ドレスデンまで3時間の道中、ベトナム人の男性と会話をする。二人ともチェコで働いていたり勉強している人で、冬休みの6日間を使ってベルリンや北欧をぐるっと大きく回ってプラハに戻る旅を始めるところだということ。いろいろと話して、メールアドレスを渡して下車。車窓からの眺めは、特にこれといったものはなかったので、国境の駅の表示だけ撮影する。 午後12時40分頃にドレスデン中央駅到着。ドレスデン駅は思った以上に近代化された駅だった。さすがに東欧時代の「それ」ではないと思っていたけれど、本当に新しい(※1/1に夜行で一緒になったオーストリア人男性から聞いた話では、このように新しくなったのはほんの数年前とのこと)。自然光を取り入れた設計で、明るい。ホームの端のエレベーターで一階に降りると、綺麗なクリスマスツリーがあった。まず、駅構内のインフォメーションでドレスデンシティカードを買おうと思ったのだけれど、「残念ながら今日はない」と言われた。本当に謎だった。それで、一瞬途方にくれる。合理化のためか、そこしか鉄道の関係者らしい人間がいなかったからだ。 駅を出てすぐのところにチケットオフィスがあるのを見つけて、ここでドレスデンシティカードを注文した。ところが、短時間にたくさんの美術館を見なくてはカード代のもとが取れないからお勧めしませんとのコメントがあり、購入を見直した。代わりに4.9ユーロ(「歩き方」には4.5ユーロとあったけれど、値上げ)の一日乗車券を買うことにした。 ユースまでの行き方は「歩き方」の情報だけ。詳細はドレスデンのインフォメーションで聞こうと思っていたのだけれど、以前あったようないわゆるインフォメーションというのが駅付近になかった(⇒少し歩いたところにある)。とりあえず、ユースの最寄駅構内に地図があることを期待してトラムに乗ったのだが、最寄駅は普通のバス停のような感じの構造で、周辺には地図などがなかった。付近の交差点がある通りの名前を見てみたのだけれど、住所に該当するものがない。ここでも少々途方にくれた。何故なら今日はクリスマスで、駅前にあるワールドトレードセンターなど店という店はクローズされていて、人通りがなかったからだ。そうこうするうちに、粉雪が舞い始めた。ユースホステルは、中央駅から徒歩でも15分とあったので、そんなに遠くないだろうと少々楽観的ではあったのだけれど、なんだか物悲しい気持ちになった(笑。 暫くして現れた老夫婦の、奥さんのほうがユースの場所をご存知だった。おかげで途方にくれた割には早くにユースホステルの場所を突き止めることができた。ワールドトレードセンターのひとつ後ろのブロックで、駅から徒歩5分もしないロケーション。このトラムの駅自体、ドレスデン中央駅から二つ目という位置にあるので、ユースなのにロケーションはいい。チェックインは午後4時からと記載があったけれど、すぐ(午後2時ごろ)にチェックインできた。部屋はツインルームで、ドアを開けると60代ぐらいの女性がいた。荷物を置いて早速ドレスデン観光へ。 中央駅まで出て#8トラム(他にもここを走っている路線あり)でポストプラッツという駅で下車すると、すぐそばにツヴィンガー宮殿やドレスデン城などの観光スポットが集まるエリアに出る。日暮れの前にと急いで観光に走る。でも、ツヴィンガー宮殿に入って、ちょっとがっかりした。写真に撮りたいような対象には思えなかったからだ。古い、黒っぽい建物で、内部が美術館として利用されているらしい。空爆を免れた建物という意味では奇跡的だと思うけれど、プラハを見た後では、正直なところかすんでしまった。 ツヴィンガー宮殿 ゼンパーオペラ、カトリック旧宮廷教会、君主の行列、フラウエン教会、アルペルティーヌム、新ユダヤ教会を回り、エルベ河にかかるアウグストゥス橋を渡って、アウグスト強王の像を写真に収めて時間を見ると、まだ2時間ほどしか経過していなかった。この猛烈な観光速度は、寒さのせい? 再建されたゼンパーオーパー(ザクセン州立歌劇場) 戦災を免れた、「君主の行列」 アウグスト強王 再建されたフラウエン教会 フラウエン教会内部。知らずに撮影してしまったが、ここは写真撮影禁止かも。 クリスマス・マーケットの様子 ドレスデンは、プラハよりも少々北に位置するが、プラハと比べて寒さを感じる。プラハでは風が寒いなぁと思ったくらいだったが、ここは足元からの冷えがある。雨でなくて雪が降るので、雨が降っていたプラハよりは寒いと思う。 カトリック旧宮廷教会ではミサを見学できたけれど、その他の場所では外から写真を撮影しただけで駆け足で回った。とにかくこの時期は日暮れまでが勝負なので。 ゼンパーオーパー前で写真を撮影していたら、チケットを買わないかと声をかけられた。演目が「ヘンゼルとグレーテル」だったし、これからユーロを大事にしないといけないので、見るのは控えた。 ちょっと感じてしまったのだけれど、ドレスデンって、あまり見るものがない・・・?美術館や博物館に行かないなら、一日いれば十分かもしれない。街中は空襲で破壊された後に再開発されたせいか、「新しい」物がたくさんあって、写真に収めたいような街並みとは違う。住むには便利に開発された街ではあるけれど。トラムなんかは車高がとても低くて乗車口がホームと同じぐらいの高さ。とてもバリアフリー。旧西ドイツの都市部より、新しいものを導入している。 とても寒くなったので、早々にユースに戻る。チェコはやっぱりまだ物価が安いほうだった。なぜなら、ユース内の「瓶のコカコーラ0.5リットル」が1.2ユーロ、自販機のコーヒー等の飲料が50セントしていたのだ。水分が必要と思い、店が開いていた中央駅へ向かう。ここで驚いたことには、ビールの値段が日本のそれよりも高かったことだ。で、大体チェコの6倍ぐらいしていた。しかも、値段が高いのに、缶に対するデポジットが0.25セント。ミネラルウォーターを買う予定だったけれど、1リットルが2.99ユーロ~していて、デポジットは別途。デポジットは返してもらえるけれど、面倒なので、テトラパックの"Der Gruene"なるレモンとアロエが混合されたお茶2リットルを同じ値段で買う。味は、結構レモンが利いていてすっぱい。 ユースの同室のドイツ人女性も、特に南欧の物価高を嘆いていた。例えば、マンゴーがドイツでは2ユーロしないのに、スペインでは9ユーロ近くした上にうんと小さいものだったのだそうだ。ユースホステルのベッド料の高騰も嘆いていた。ヨーロッパの人も、物価が上がったと思っているのだと、一安心(?)。 明日一日あるドレスデンの滞在をどうするか。。。また「観光スポット」に行ってみるか。 ドレスデンでは音楽家ぽい日本人をたくさん見かける。 メモ: 駅構内のトイレ 50セント(昔は30ペニッヒぐらいだった) ユースホステル ネット接続はマルチ端末のみでLANケーブルのコンセントなし。ただし、ホットスポットの圏内。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 10, 2009 01:54:56 AM
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