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tougei1013@ Re:自分を証明できない時(06/09) エイリアンの会話ですね

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Dec 30, 2008
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カテゴリ:ドイツ
2009/01/22 写真を追加。

   * * *

午前7時半起床。急いで食堂に向かったが、今日は朝食の行列に加わることになった。

やめようと思っていたバンベルクに行くことにしたので、食事の後、急いでニュルンベルク中央駅に向かう。そして例のごとくインフォメーションで急いで切符を購入。バンベルクまでは先日のレーゲンスブルクと同様、バイエルン・チケットが適用されて、REでおよそ40分から一時間の距離だったが、運賃は22ユーロと昨日より安く済んだ。

さて、初めてのバンベルク(Bamberg)。ここは、来て正解だった。レーゲンスブルクと同じように、アルファ波が出る雰囲気!私の好きな街並み。小さな街なのだけれど、マイン・ドナウ運河とペグニッツ河が街の中を流れていて、ここにかかる三つの橋からの眺めは美しい。何より、小鳥のさえずりや河のせせらぎといった心休まる雰囲気が、すばらしい。

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下流の橋に建つ像。バンベルク専門の旅行ガイドの表紙を飾っていたので、街のシンボルマークのひとつだと思われる。

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街の様子は、朱色の瓦ぶきの家々が並んでいて、ローテンブルクやニュルンベルクを髣髴とさせる。ペグニッツ河の一区画が小ヴェネツィアと呼ばれる地域で、昔漁師が住んでいたエリアだそうだ。ここの小ヴェネツィアの規模は大変小さい。

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バンベルクにある「城」はあまり立派でなかった。こう書くと語弊があるかもしれないが、素朴な感じの城だった。

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教会は丘の上にある聖ミヒャエル教会、ヤコブ教会そして大聖堂に行った。大聖堂は1237年の完成で、中世建築の遺産だそうだ。バンベルクの騎士と呼ばれている像と、この大聖堂を建築したハインリヒ2世とその后の墓が見所らしい。祭壇の前でよりそうように眠る夫妻二人の石像が印象的だった。大聖堂のすぐそばにある旧宮殿は今までの宮殿のイメージとはかけ離れたデザイン。新宮殿の中の薔薇庭園は、冬なのでただの庭だったけれども、ここからの市内の眺望はよかった。朝10時40分に到着してから午後6時ごろまでうろうろしていた。

四つの尖塔をもつ大聖堂

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「バンベルクの騎士」

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ハインリヒ2世とその后の墓

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聖ミヒャエル教会

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旧市庁舎そばでグリューワイン(2ユーロ)を飲み、電車を待つ間にレモン風味のスポンジケーキ(2.2ユーロ)とMilch Kaffee, Gross(=カフェラテ。2.6ユーロ)を飲む。ケーキはドイツのケーキにしては砂糖が控えめで美味しく食べられた。

グリューワイン。甘くて美味しい。体が温まる。結構好きだ。

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仮装した子供たちの行進。

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橋の上からの眺め。

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バンベルクには街中に本屋さんが多いように思った。驚いたのは、秋葉系というか、日本や海外の漫画を専門に扱う書店まであったこと!ここでも「ベルばら」について尋ねてみたが、あいにくなかった。こういう店でなかったら、もうだめ(涙)。最近、ドイツ語が聞き取れていないのではないかと、ドイツ語のヒアリングスキルを疑っていたのだけれど、よくよく考えたらここはバイエルン地方。ここで話されているドイツ語は、標準的なドイツ語と違ってバイエリッシェと呼ばれる強い訛があるものなのだった。日本語を標準語で学んで、大阪弁が聞き取れるかというと、怪しいのと同じ感じ?大聖堂の公共トイレでお祖母さんから話し掛けられたのだけれど、顔の表情や状況から、発言内容が想像できたものの、言葉自体は95%ほど分からずショックだったのだけれど、電車のアナウンスは聞き取れたので、あれっと思ったのだ。最近電車のアナウンスが聞き取れないというジレンマに陥っていたのだけれど、今日の帰りの電車のアナウンスははっきりと聞き取れた。つまり、全く分からないわけではない。ガーガーと雑音が入っていたり、放送の音量そのものが小さかったり、早口で訛がある放送だとわからないみたいだ(まあ、要は、勉強不足なわけだが)。それと、土地勘がなく、放送で言われている駅名が分からないのも、車内放送の聞き取りができない原因になっていると思う。ドイツ鉄道の車内放送のパターンが昔と変わったのも、一因かな。まだ耳が慣れていないのかもしれない。

バンベルク駅からルイボルト通りを少し歩いたところに、ヴァイオリンを扱っているお店があったので入ってみた。でも、分数ヴァイオリンと4/4と弓が少々あっただけで、しかも安物だけしかなかったので、ちらっと見るだけにした。

バンベルクは、ゆっくり滞在してみたい街だ。外国人観光客にはまだマイナーで、観光客はドイツ人の老人ばかりだった。スーパーがたくさんあるし、物価は大都市よりも安いし、街中の観光スポットに無料(!)の公衆トイレがいくつかあるのが嬉しい。大聖堂の裏手のと、ペグニッツ河にかかる橋のたもとのを利用したけれど、どちらも清潔な状態だった。

小ヴェネツィア(下流)方向をのぞんで撮影。ひとつの建物を挟むように橋が二つ架かっている。

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橋からペグニツッ川を覗き込む子供。

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市庁舎。

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夕暮れ。月が写っている。

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夕方6時台の電車に乗ろうと駅に向かったら、当初乗る予定だったローカル電車が20分の遅延。というわけで、その電車よりも発車が遅いけれど快速の電車に乗った。

今日も帰りに「ハイリッヒ・ガスト・シュピタール」に寄った。フランスに行ったら、言葉の壁でレストランには入れないかもしれないので、ドイツで思い出作りをしている。注文したのは、鶏肉のカレークリームソースのライス添え(ライスにカレー風味のシチューがかかったもの。パイナップルもはいっていた)、クネーデルズッペ(レバー団子のスープ)それと黒ビール。いずれも塩分濃度が高かった。ビールは味が薄く感じるし、やっぱり酔わない。どうしてだろう???今日のお会計は15.6ユーロ。料理の内容からすると、高いと思った。温かい料理は、高いのだ。ドイツではカルテスエッセン(冷たい食事)が主流だ。ワインは美味しかったけれど、地ビールはいまいちかな。このお店の、金髪でショートカットの女性は愛嬌があって、いい。あとの人たちはサービス業には向いていない印象。こちらが東洋人なので、言葉の問題で身構えられているのかもしれないけれど・・・。

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写真に写っている女性店員が、愛想がいい。二回目の来店を覚えていてくれて、帰り際、Auf Wiedersehen!(さようなら、また会いましょう)と言ってくれた。

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お隣のテーブルの家族連れが犬を連れてきていて、驚いたことに店内で鎖から放していて(!)、私に近づいてきた犬にいきなり吼えられた。すぐそばで犬が動いていても、ドイツ人というのはそこで力を以ってして犬の行動をやめさせたりせず、人間や子供を諌めるように、犬の名前を呼んで言葉で語りかけて止めるように注意するのだ。人間と犬の関係が、日本のそれと違う。

ユースホステルに戻って部屋のドアを開けた時、暗かったので今夜もまた一人かと思ったのだけれど、よくよく見たら足元に荷物があった。そして、窓際のオイルヒーターに下着が乗っけられていた。入口そばのベッドを見ると、寝ている人がいた。そう、ルームメイトがいたのだ。まだ午後9時過ぎだったのに、もう寝ていた。ドレスデンでの悪夢がよみがえる・・・。とりあえずノートPCと荷物を持って部屋から出て、現在はフロントそばでこれを書いている。

明日はようやくニュルンベルク市内を散策してみる予定。27日からニュルンベルクに滞在しているが、よそへ出かけているばかりで、まだ朝と夜のニュルンベルクしか歩いていない。昨日フロントのスタッフに調べてもらったBrunnen Strasseにあるという楽器屋のひとつは、バンベルクからの帰りに道に寄ってみたのだけれどなかったので、つぶれたみたいだ。もう一店舗はニュルンベルク中央駅の反対側にある。徒歩で35分ぐらいかかるが、行ってみようと思う。

いつまでもクリスマスの飾り付けがあるこちらでは、もう大晦日だという感覚がない。はっきり言って、ドイツで新年を迎える雰囲気は殆どといっていいほど感じない。たまに「よいお年を」と書かれたプレートを見ることがあるが、それぐらい。お店は、クリスマスは休業しても新年は営業するところがあるみたい。旅行者にはありがたいことだ。






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Last updated  Jan 22, 2009 01:44:19 AM
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