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カテゴリ:日記
ありきたりの言葉とお感じになる方も多いでしょうが
しかし、実際に世の中でこの言葉を実践している方々、会社組織はそう多くはないと思います。 私の長年勤めた会社は、ブラック企業という言葉が当てはまる会社であり その中で私は長年勤務し、中間管理職もやって参りました。 退職して2年その会社の最近の状況が、アンテナを全く立てていない私の所にまで、色々耳に入ってきます。 いろんな方が、私に情報を知らせてくるので 私は知りたいと思っていませんでしたが、いつのまにか何でも知っている事に・・・ その中で感じた事・・・やっぱり「人材は宝」である。 その1番の宝を大切にできない会社は残念ながら、衰退していく・・・ それは定めのようです。 冷静に考えればわかる事ですが、組織の中ではトップの考え方がすべて 代わりはいくらでもいるとトップが言えば、組織はそう動く・・・ 私のような「人材は宝です」なんて1人喚いている人間は浮いた存在です。 理想主義、甘いと言われ、悲しいかな大きな挫折をして辞めました。 かつて私の先輩のなかにも、同じような考えの方がいました。 私はその方に影響を受けていましたが、その方も辞めていきました。 1人辞め、2人辞め、3人4人・・・残った管理する人間は 人は使い捨てだという考え人達の集まりになります。 その会社は、本当に殺伐とした空気でしょう・・・ かつての後輩達、優秀な人材が、どんどん辞めていっているようです。 それは、会社に希望を見出せなくなったからでしょう。 そして私が辞める際にも強烈に感じたことです。 職人のような仕事ですから、彼ら、彼女らは他の競合会社ですぐに採用される筈です・・・ 私もお誘いがありました。 しかし、管理職までした人間が他社の誘いに乗るのは、私の中ではありえない事でした。 ブラックであっても、長年お世話になった会社ですから。 すみません・・・ 私は、私が辞める時いずれ会社はこうなるだろうという事が見えていました。 それがわかっていたのに、戦わずして、敵前逃亡したのです。 私はホントずるい人間です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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