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カテゴリ:気になること
6月・・・梅雨の季節ですね。
美しい紫陽花も色づいています。 障がい者施設においての、職員による利用者への虐待 毎日テレビで映像が流されております。 見るに耐えられない、辛い映像です。 私は子供の頃から高校生まで受けた父親のDVと、母親から受けた心の傷 その後遺症が大人になってから出てきました。 心の中に長い事、暗い闇のような大きな塊を抱えて生きてきました。 日頃は顔を出さないこの塊・・・ 何かスイッチが入ると、私の生きる気力を奪っていきます。 私はもう今年で52歳になるので、父は既に亡くなり、母も年老いており 精神的にも親からはしっかりと自立できている筈なのです。 しかし・・・この虐待映像を見ると 怒りと、吐き気、胸が圧迫されてきて。 何か叫びたいような、悲しみに襲われます。 まだ、病んでいるのでしょうか・・・ 私は今、障がいを持った方の居宅介護と、移動支援をヘルパーとして行っています。 そして、今月から、同じ系列の施設での支援員としての仕事も始まりました。 人手不足の為、施設勤務経験者だった私にお声を掛けて下さったので 今一生懸命頑張っているところです。 この虐待を行っている職員は、就労支援をする支援員という立場だと思います。 自分は施設の利用者を思うようにできる、 上に自分は立っていると勘違いしている人です。 ちゃんと、教育を受けていなかったのか? それとも、元々、弱いものをいたぶる事が普通なのか・・・ 自分の感情をコントロール出来ない病的な人なのか・・・ いずれにせよ、支援員に絶対なってはならない人。 虐待を見たら放置せず、通報する義務が福祉従業者にはあります。 なぜに、施設の中で隠しカメラで隠し撮りするまで 何もできなかったのか・・・ どんな人間関係なのかわかりませんが、 同じ施設の職員同士が、止めさせるように全体で動いて行くことができなかった。 風通しの悪い、自浄作用が全く働かない職場。 想像するに余りあるものを感じます。 利用者さん達は、日々一生懸命に作業をされていたでしょう。 私より、ずっとずっと真面目です。 作業をする事が生きがいのように、頑張られます。 中には集中出来ない方もいますが、それは必ず理由があるのです。 集中が出来ない病状を抱えていたり、 支援員や他の利用者さんの言葉や態度に影響を受け 精一杯反抗しようとしたり・・・ 話せば、わかって下さるのですよ。 力や、脅し、暴力で押さえつけるのは 支援員と利用者の信頼関係が全くできていない・・・ あの男性職員は、嫌われていたのです。 正直な利用者さんは、彼の元で作業をしたくなかったのです。 頑なに拒んだかのも知れません。 言う事を聞かないから、職員はますます暴力をふるう。 辛い悪循環。 虐待を受けた利用者の方を思うと、胸が痛みます。 もう、あの映像を流すのも止めて欲しい。 親御さんもとても辛いでしょう。 もう、二度とあってはならない事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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