月言葉～ツキノコトノハ～

私のキャラだけを見ていると、私はとんでもないワガママな存在に見える。

私の自我もそう思っていたし、
つい最近まで自分でもそんな自分が許せなかった。




自分勝手に、やりたい放題。
自分の好きなように、自分の望みが叶うように・・・

よく言えば自由奔放、でもものすごく自己中心的なやり方に思える。


表面的な部分だけを見ていればね。。







でも、そうじゃないのよ。

そうじゃない・・・



その裏には、そのそれぞれの魂の意志や背景、
状況、そこから得られるメリット

どのようにすれば連携がうまくいくか、どうすれば最善の結果が得られるか・・


ものすごく客観的な視点で、冷静にすべてを調べ上げている自分がいる。







自分だけのメリットを考えたことは、思えば一度もない。

自分さえよければいい、という考えも、そういえば私の中にはない。




私が願うのは、やっぱりすべての存在の幸せで

そのために日夜私はあらゆる可能性を考慮して、計算して
最善の方向へ導くことを考えている。





でも決して、自分を犠牲にしたりはしないのよ。

自分も一緒に楽しめて幸せになれる方法じゃなきゃ、私は最初からやらない。








誰も損をしない、誰も犠牲にならない


『全てにとっていいように』


それが私のモットーだし、今までもずっとそうやってやってきた。









見た目だけを、キャラクターだけを見ていたらわからないかもしれないけどね

私だって、自分に対して誤解をしていたんだ。。



やっぱり、キャラがキツイし、厳しいことも言うから
それはいけないんじゃないかって思ってた。


だから、必要だとわかっていることをあえて言わなかったりして・・・







でも、やっとわかったんだ。

そこにはちゃんと理由があったんだってことを。
その背景には、そこに至るまでの道筋があったんだってことを。。



私は、決して、自分の尺度だけで物事を測ったりなんかしない。









・・天使たちはこう言ってくれた。




『私たちは、クイーンを心の底から深く信頼している』と。

『深く愛されてることを、知っている』、と・・・









あんなに厳しくしているのに、彼らはちゃんとわかってくれているのよ・・・


それが、うれしくてうれしくて




わたしだって、あのやり方はどうなのかなって思ってた部分もあったから

天使たちに悪いなって、もっと可愛がってあげればよかったって
思ってた部分もあったから・・・






あの子達だって、愛されたい、甘えたいだろうに・・・・・

充分に甘えさせてやれなかったことを、私はひそかに悔やんでいた。









それでも、彼らはわかってくれていた。

わたしの、言葉以外の部分を、ちゃんと理解してくれていた。



それが、すっごく、うれしかった。






うれしくてうれしくて・・・・私はひたすら泣いた。。