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カテゴリ:保険の話
私はFP(ファイナンシャル・プランナー)として生命保険に関する相談業務を行なっております。
しかし巷でよく聞くような「無料相談」ではありません。 『セカンド・オピニオン・サービス』として有料で行なっています。 このセカンド・オピニオンという言葉は、もともと医療分野で使われているもので、治療方針を決めるにあたって主治医とは別の医師の意見を聞くしくみをこのように呼んでいます。 医療が進歩した今日では、様々な治療法があり、医師によって治療方針が異なることがあります。 自分自身の事情や価値観に最も適した治療法を選択することがとても大切で、最初に診察した医師の考えだけでなく、他の医師の意見を聞くことが「セカンドオ・ピニオン」です。 保険の場合でも、“絶対にこれが正解”というものはなく、上記のように人それぞれの事情や価値観によって加入の仕方も異なってくると思います。 そのため、私はこれを生命保険の分野で取り入れようと考えました。 これはけっして後の保険契約につなげるものではなく、あくまで相談に特化した形態です。 先日、あるご夫婦からHPを通じてこちらのサービスを受けたいとのご連絡を頂戴し、お話しを伺ってきました。 現在加入している保険から新たな保険へと切り替えを勧められているそうで、担当の方から説明を受けたものの理解できず、それらが果たして自分たちに合っているものなのか、まったく分からなかったそうです。 最近ではネットで様々な情報を調べることが出来るようになりましたが、結局のところ自分たちに合ったものが分からなかったとも言われていました。 そんな中、私のHPにたどり着いたそうです。 私はこのサービスを有料で展開しているのには理由があります。 それは“無料では中立で公正な相談業務はできない”と考えているからです。 このご夫婦も「タダより高いものはない」と思っていたそうで、私の考え方と一致していました。 この日本において情報にお金を使うという意識は、まだまだ希薄なように感じます。 しかし安価な商品の場合にはそれは必要ないかもしれませんが、生命保険のような高額な商品においては、後々のことを考えた場合、買い手と売り手といった直接の利害関係が生じないプロフェッショナルに、第三者としての意見を求めることは大切なように感じております。 今回、相談者であるご夫婦も、これまで頭にあったモヤモヤがすっきりして不安が解消されたようで、たいへん満足されたようでした。 料金を支払い、サービス(相談)を受ける。 需要と供給の関係から、これ自体でビジネスが完結します。 このような状態で、初めて「公正で中立的な立場」でのサービスを提供できると考えております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 2, 2010 03:19:24 PM
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