『〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか』
今日は雨でございます。気温は昨日と同じくらいらしいですが、日が当たらないと寒いです。そんな今日は・・・〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか東ちづるさんの本でございます。ついにGETしました~と報告したのは・・・かれこれ1ヶ月も前でございます^^;いつ読み終わったのかも分からないくらい前に読み終わっております。ただですね~・・・感想を書くのが乗り気じゃなかったというか、主治医に話してものれんに腕押しというか・・・そんな感じがありまして、ちょっと微妙と言いますか、自分の中で「なんだろうなぁ?」って感じがあるのですよね。東さんの場合はやっぱりACなんですけど、誉められて育てられた人なんですよね。個人的には貶されて育つACが多いと思いますし、誉められて育ったからこそ、闇は抱えつつも芸能界に身を置く事ができたのかな?とも思います。私が共感できたのは、「親になれば分かる」と言われるのが嫌だと言う事ですね。幸運にも?私はこれから私は親になります。あと2ヶ月前後で・・・でも、私は自分の子供には言いたくないなぁって思います。東さんも言ってましたけどね。この話を主治医にしても、イマイチな反応だったのですよね。「やっぱり親になって分かった事もある」と・・・そうは言っても、ACとして育った人の中には子供を持たないと決める方も多いと思います。虐待は連鎖する・・・と言う考え方からですよね。さらに大人になるまで耐えられない子供達も多いのが現状じゃないかなと。。。親から突き放されて育った子供は、人を信じる事が苦手になり、人間不信になります。それでも親の愛情を求めて親のご機嫌を伺う。。。最近では親がエリートと呼ばれる層の人々の子供達が犯罪を犯します。それも甘やかされて育ったのではなく、厳しく、時には体罰も受けながら育った子供達です。子供は無条件に親を愛しますが、愛しても報われなかったら我慢も限界ですよね。「親になって分かった事もある」のは、多分そうだと思います。でも、親になる前に壊れてしまう子供達にはなんて言うのでしょう?壊れてしまった子供に「お前も親になればわかるんだから・・・」と言うのでしょうか?心を病んで、外出が出来なくなった子供に対して、「いつか良い人を見つけて結婚して子供を作ったら・・・」なんて呑気に思える親が居るでしょうか?少なくとも「親になれば分かる」と言うには、ある程度子供が社会的に自立出来る、出来た状態でないと意味のない言葉だなぁと思います。でも私は、ACで心の病を抱えて、パートナーを幸せに出来ないから・・・と恋愛すらも諦めてしまっているACの存在を知っています。彼らに「親になれば分かる」という言葉はいったいどれほどの重荷でしょうか。私も今はそう言われても耐えられる素地が出来てきましたが、子供が出来ないかも知れないと思っていたときに、その言葉がどれほど私の心を抉ったか・・・想像に難くないですよね。