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エミリー=コールフィールド

エミリー=コールフィールド

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April 11, 2005
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カテゴリ:カテゴリ未分類
世の中には「眠るための音楽」と称して出されたにもかかわらず、
弾き手自身がソレを否定する、と言う音楽がありました。

バッハ作曲「ゴルドベルク変奏曲」
冒頭とラストのアリア、30曲の変奏曲をもつ、
全32曲の曲です。

この曲は、眠れない伯爵のためにバッハがチェンバロ奏者ゴルドベルクに、
さあこれを弾けよ、と作った曲ですが、
この曲の「眠りのための」部分を否定したのが、グレン=グルード。
この変奏曲はすべてを2度繰り返す指示があるのですが、
グルードは1度ずつしか弾きませんでした。
そして、はじめはえらく速く弾きました。それが55年のデビュー。
そして、1回しか弾かないのに2回弾く人並みにゆっくり弾きました。それが晩年。
しかしグルードは、「癒し」のために音楽として弾いていませんでした。
ひとつひとつ、鍵盤を叩くその音は、バッハと会話をしているようにもみえます。

音が、ひとつひとつ、計算されて彩りを見せる変奏曲。
カノンを中間に挟む構造は、聴いている人の脳内をすっきりさせてくれます。

グルードのゴルドベルクを聴きながら、
自分の脳内の宇田宇多や思考回路を整理した、
誕生日前のある春の1日。





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Last updated  April 12, 2005 01:37:38 AM
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