|
テーマ:心のままに独り言(8731)
カテゴリ:カテゴリ未分類
宮崎アニメといえば、最新作のハウル? それともやっぱりトトロ?千と千尋?もののけ姫?ラピュタ?紅の豚? どれもこれも魅力的な作品ばかりなのだが、私は断然「コナン」だ。 「コナン」といっても「名探偵」ではない(そもそも宮崎アニメじゃないってば!)。 こっちも悪くないのだが、私の場合、コナンと言えば「未来少年」だ。 宮崎駿の初監督作品として有名なTVシリーズ「未来少年コナン」。 これが宮崎作品の中で一番好きなのだ。 このお正月、某所にてDVD第1巻と第2巻を比較的廉価で購入して、 再びのマイブームが起こってしまった。 続く第3巻と第4巻はアマゾンのユースドで見つけて即決。 さらに第5巻~最終の第7巻までは、ついに我慢ができずにアマゾンで 新品を買ってしまった。 ヤフオクでも見つけてたのだけど、どうにも待てなかったのだ。 リアルタイムで見てた小学生の頃と全く同じ症状である。 1978年の放送当時、第1話を見てから、いつもいつも1週間が待てない気持ちで 最終話まで夢中だった。 続きは気になるし、先の全然読めない展開だし、今見た話をもう一回見たいし。 布団に入ってからも、じりじりした気持ちで全然眠れなくなることもしばしばだった。 主人公コナンの、「あり得ない」強さにわくわくし、わかりやすい悪役に心底怒り、 ラナの10歳とは思えないセリフに感動し、ジムシーとダイスのおちゃめさに爆笑する30分。 今回も同じところで同じように反応する私って、一体(-_-;) キャラクタやストーリーだけでもかなり魅力的なのだが、もう一つ、当時から かなり気に入ってるところがある。 それは、色調だ。 当時の子供向けアニメといえば、やたら原色が多かったように思うのだが、 コナンではベースは中間色だ。 原色はあくまでポイント的に使われて、それゆえにメリハリを出す効果を 上げているように感じる。 全体としてある意味地味な感もあるが、抑えた色調はシックでそして大人な感じが する。 後年、他の宮崎作品を見るにつけ、コナンが原点だなあとしみじみすることが多い。 一番近い作品はラピュタだろうか。 主人公の男の子はコナンと違ってずっと「あり得る」設定になっているけど。 エッセンスは受け継いでいるように感じる。 20年以上昔のアニメなのだが、なぜか古さはあまり感じない。 リアルタイムで知っているからだろうか。 コナンを全く見たことない人は、この作品をどう思うんだろう。 是非とも、感想を聞きたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|