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テーマ:心のままに独り言(8828)
カテゴリ:ひとりごと
加悦町というところに行ってきた。
百人一首に出てくるあの大江山の麓の町だ。少し離れたところに、 天橋立という超有名観光地がある。 ここで何をしてきたかというのは、かぼすねいさんや、みっちーさんが 詳細を報告されると思うので、割愛(笑)。 今回も、お世話になりました。 久しぶりに、外で寝た。 マットを敷いて、寝袋にくるまり、タオルを枕に、一晩芝生の上で過ごしたのだ。 物凄い風が吹きすさぶ夜だったのだが、あんまり満月がきれいだったから、 街で見るより数倍眩しく光るお月様に照らし出されて、テントに入るのを 止めにした。 残念ながら雲が多かったので満天の星空は拝めなかったが、ぽつりぽつりと 白銀色の小粒が雲間からのぞく様も、なかなかの趣である。 寝転がって、すさまじいスピードで流れていく雲と、真っ暗な空を見ている と、その空の向こうに地球があるような気がしてくる。 自分の体は地面に張り付いているんだけど、それをふと忘れ、成層圏より ちょっと上あたりの宇宙に浮かんで、地球を見下ろしているイメージが、 ありありとしてくるのだ。 実際の自分の位置をほんの少し意識しながら、同時にこのイメージを持つ。 両方感覚を行きつ戻りつしながら、その差異を感じるところに、面白みが ある。 まさに、ゆりかご。そのまま朝まで中空のベッドに、体を任せた一夜だった。 空以外に、ほとんど視界をさえぎるものがないという、すばらしい自然が あってこそできる遊びだ。 また、訪れたい場所である。今度ははたくさん星を見せてもらって、地球か ら何万光年も旅する夜にしたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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