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9/4はかぼすねいさんのMMエナジークラブに行ってきた。
その中で、木内鶴彦さんの講演会に行ったときの話が出たのだが、 それ以来、小さけど抜けない棘が刺さったままである。 木内鶴彦さんは、「彗星探索家」である。今までいくつかの彗星を 発見し、ご自身の名前もついている。さらに言えば、22歳(1976年) の時には臨死体験(立花隆氏によると「死亡体験」というべき状態 だったらしい)という、なかなか興味深い経歴の持ち主でもある。 発見された彗星の中には、地球との衝突が予測され、再発見(最初 の発見は1862年で、その後行方不明になっていた)すればノーベル 賞ものと言われたスウィフト・タットル彗星も含まれている。 この彗星を再発見し、1994年の国際会議で発表されたそうなのだが、 その時ある植物学者から、「この彗星の衝突は2126年のことだが、 2014年には、この地上が標高8000メートルの酸素の量と同じぐらい になる。これは空気が薄いとかいう問題ではなくて、まず死ぬ。」 と言われたという。 なぜか。夜の街明かりという「光害」によって、植物がストレスを 受け、結果としてばたばたと枯れていくからなのだ。 2011年から2014年の3年間にかけて、木がいっせいに枯れはじめる らしいが、それまでの期間は変化がない。その変化が目に見え出す の2011年あたりらしいのだが、その時には手遅れなのだという。こ の3年間で地上から高さ100メートルくらいまで、二酸化炭素で覆わ れてしまうという、とんでもない世界になるらしい。 木内さんは臨死体験の際、この将来の姿をはっきり見たという。 60歳くらいの自分が、木もなんにもない砂漠のような所に佇んでい たという。同時に、そこにかすかに、同じ時刻の同じ場所の映像があっ て、そちらは緑の多いところで子どもたちに星を見せているおじい さんになった自分が見えたという。割合でいうと99.999%は砂漠の 自分、0.001%は緑の中にいる自分とのことだ。 これをどの程度信じるかは人それぞれだろう。しかし、この日本か ら緑がどんどん失われていることは、誰の目にも明らかだ。 恐ろしく絶望的な世界が、数年後に迫っているのだが、この現実感 の乏しさは何だろう。そっちの方が怖い。 自分にできることは何だろう。まずは知らせることだ。ネットの中 では4等星ぐらいの光しか発してないだろうが、ともかく書いて知ら せることだろう。 少ない可能性でも、ゼロではない。砂漠には、させない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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