テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:彼とのこと
バレンタインデーから一夜明け、我家には金色の鶴が飾られている。
緑の台紙にちょこんと… というのも、なぜか普段は気遣い度ゼロなのに、義理チョコにだけマメな私の妹が、彼宛にチョコを郵送してくれた。 ちなみにクール便。 中味は手のひらに乗る小さなもので、生チョコが4,5個のみ。 ものすごいブランドモノのチョコならともかく、そうでもない。 …どうみても、送料の方が高かっただろうと思われる。 ま、それは置いといて(感謝はしときますが)、この妹、どうも彼の心を毎年つかめない義理チョコをくれる。 いや、姉の彼の心なんてつかまなくていいんだけどさ。 歴代の義理チョコは… ・アルコール入りチョコ→イスラム教なのでアルコールがダメ ・可愛いコブタのキャラクターチョコ→イスラム教なのでブタがダメ ・今年は抹茶の生チョコ→抹茶が苦手 …決してイヤミなのではなく、ただ何も考えてない間の抜けた妹なのでございます。 2年連続、宗教面で失敗してるので、今年は外国人には『和物』をとでも単純に考えてくれたんだろうか… そこまで考えるなら、お茶の渋みを嫌がる外国人的な要素も考えてほしかった… だけど、今年は完璧な失敗でもなかったのです。 チョコではなく、包装紙で彼の心をつかむことができたのです。 「きれいな紙だね~、1枚で緑とゴールドだよ!」 訳あってマレーシアに言った時、ママと包装紙を買うためにあちこちへ行ったけど、あまり凝ったものは確かになかったもんね… 外側が緑・内側がゴールドの和紙にハートを射抜かれた彼は、丁寧に包装紙を正方形にカットし鶴を作ると言い出した。 『ゴールドだよお~~☆』とやたら無駄に嬉しそうな彼。 …マレーシア人を知る人は、なぜゴールドがこんなに彼を喜ばせるのか想像できると思われる… 日本語はペラペーラ(?)で和菓子の名前をよく知っている日本通のキッキさんも、やっぱり外国人。 『鶴を折る』アイディアはいいんだけど、折り方がちっとも分からない。 一人で分かったのは、くちばしの折り方だけ。 日本人なら口で説明してもある程度は分かる折り紙も、彼にはそれができないのです。 いちいち説明しても分かってもらえないから、私が折ろうとすると「emikoは大雑把だからダメ!」と渡してくれない …約1時間ほどかかってようやく完成した鶴さん。 その数分後にはジジが鶴のしっぽをかじり、彼の自慢のゴールド鶴はしっぽだけ逆面の緑になっていた。 その鶴の画像と真剣に折り紙をするキッキさんの姿を携帯メールで、妹に送ったところ、「喜んでもらえて嬉しいけど、チョコも食べてよ!」と複雑そうな心境のメールが即効帰ってきた。 ちなみに毎年私が彼に用意するバレンタインのチョコは、小さなクマが10個くらい踊ってるようなカタチで並んでいる525円のものです。 今年はそれに『はちみつチョコ』石けん付きで。 安上がり☆ですが、クマ型がかわいくて、一番これがお気に入りなようです… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 15, 2007 06:32:01 PM
[彼とのこと] カテゴリの最新記事
|
|