ふうぅ~~っ!うちのあのコのこと&医療の現実?
やっと今日で4日勤リーダー週が終わりました自分のリーダー本来の仕事よりイラつく出来事がございました。まぁ、スタッフのフォローも仕事といえば仕事なので、リーダーの役割範囲内なのかもしれないことだけど…それは、メンタル(心療内科)にかかってるスタッフのこと。2月21日日記(こちらからど~ぞ)・2月23日日記(こちらからど~ぞ)などなど、たびたび登場してくるウツなコのこと。実はその数日のあと、25日頃から病欠になっていたんです。少し気分も落着いたらしく、先週から日勤で復帰してたんです。まぁ、危ないので患者受持ちはせず、フリー業務や患者は全然問題のないような3,4人までとか。つまりはいてもいなくても、変わりないような仕事だけを与えて…(患者さんに害があったり、事故を起こしては大変ですからね)出勤しだしても今までの休みは病欠なので、公休が減るわけでもなく、10日間で3,4日は休みのような状態で彼女は出勤してました。が、やっぱりまた凹んできました…正直、もうやってられません、私たち。彼女1人は1人として仕事ができない上、さらに仕事を増やしてる状態。グチグチなので、以下水色の部分は飛ばしてくださって結構ですが…(医療用語に説明はつけません…スイマセン)1:病棟の忙しさやもちろん彼女は一切手伝わない急変などの雰囲気でまいるらしく、ナースステーションでボ~ッと突っ立っている。★ボーっとしてるといえば、血小板輸血を手のひらに乗っけて左右にも揺れてた…2:社会的入院風な生活介助だけでの頻コールの患者さんを受持った日。コールでの要求は冷蔵庫から水を取ってほしい・毛布を足まで掛け直してほしい・リモコンが見つからないetc 最低15分に1回はなるナースコール。それも無視(気づけないらしい)して、トイレにこもる。3:点滴ラインを入れれば、先端5mmしか入っておらず、当然その後すぐ漏れていてナースコール。たまたまその対応をしたプリセプター半分なげいて泣いてました…4:相談や報告なし CVの滴下が悪いことを全く報告なしで、あやうく詰まる寸前。結局その後から滴下がイマイチで、状態もいいので早くに抜いたけど、普通に点滴必要な人なら再挿入だったよ…5:独断ではがさなくていいテープをはがして、後の処置を相談してくるつまり褥瘡できそうな皮膚の保護ではってある透明テープを上から観察をすればいいだけなのに、なぜかめくってしまう……他にはキリがございません。いろいろ、1人前や半人前どころか、正直病棟にマイナスになっている存在。言いすぎじゃあ…と思うけど、勤務表がゴロゴロ直前変更になったり、土日のような少ない人数で平日を働いたり、スタッフ全員、ものすごく振り回されているんです社会人としての常識にも欠けていて、休みの連絡も明け方の4,5時に電話連絡(欠勤申請が深夜勤者からの伝言です)。毎回指導しているのに、日勤帯になっても自分から管理者(師長とかその日の管理者…)に電話を直接してこないので、毎回こっちから師長たちは電話を掛け直して状況を聞いてるありさま。最近じゃあ、やっぱりメンタルにかかっている彼女のお姉さんから「病棟に話を聞きたい」と迫るような電話が入る始末。もういい大人です…他の新人、普通の人はきちんと自己管理して仕事を頑張っているのに、それができないのはこっちの責任というわけですか…勤めだしたばかりや新人に辛いことがあるのは、ある程度当然だと思う。「自分ってデキナイな~」と落込んだりすることは私だってある。そこを乗越える力やその努力の方法は、これまでの人生で蓄えてあるべきであって、病棟スタッフが彼女1人のために100%存在して、サポート状態じゃあないんですけどねそして、半月ちょっとの間、病欠して3、4日出勤・また今回1ヶ月弱(今のトコの予定では)病欠に入りました。病欠ってお給料的にはボーナスから少し引かれるだけで、基本給は支払われるんですよね。同じ病棟で働いてる私たちスタッフ一同、報われません…言葉は悪いけど、怪我とか病気じゃない病欠って正直“給料泥棒”…病院側からは退職を強要はできないので、正直彼女からの退職願いを待っている風な状態です。うちのスタッフは、もう彼女の存在だけで、ストレスなんです『うつ』…が、そうゆう思考回路にさせているのかもしれないけど、病院はスタッフのためじゃなく、患者さんのためにあるものでしょう?国は違えど、私と同じ『ダーリンは外国人』のナースと2人で思う日本の医療システムの問題。そうゆうとこにもあるんだと思われる。彼の国・マレーシアやもう1人のナースの彼の国、突然誰か働き手が休んでも十分仕事は成り立つ余裕のあるスケジュールです。どんな職場でも…オーストリアのナース友達は何年だかに1度、3ヶ月の休みがあるんだそうです。普通に余裕で有休もあるし、残業なんて(ましてサービス残業なんてね!)有り得ません。今日は医者20人がみのもんたさんの番組に出ていて、視聴者やタレントさんからの医療への不満や現実なんかの特集がありました。最後に、ある俳優さんが「システムに問題があるのは分かるけど、現段階では皆さん(医者)に頑張ってもらうしかないんで…」と。がっかりしました。こんなに医療者は頑張っているんですよ?患者さん側になる非医療者の要求も分かります。安全で質のいい医療は大事だと医療者だって思います。ちょっと、本当の現場を包み隠さず24時間を追うような番組作ってみたら?と思います。どんなに医者やナースが過酷労働しているか、こっちの目線で考えてみたら?こっち目線から医療や患者さん側を見てみたら?病院を老人ホームのように入院してる人の多いことやどんなナースコールが鳴っているのか調べてみたら?別視点ではあるけど、私は病院は病気を治す場と考えてます。ある程度、自分で闘病意欲を持って、参加の気持ちのない人は入院や加療する資格外じゃないかとさえ思います。治そうと思ってもらえるようにすることなんて、看護の範囲じゃないと正直思うんです(気持ちの維持は手伝うけどね)。いい年の大人なんだから、自分の気持ちは自分で管理して欲しいんですよ。あくまで私の考えだけど。話はズレましたが、結局、その俳優さんはじめ、多くの人は、「システムに問題はある。でももっと頑張れよ!」と今の頑張りやストレスを理解はしてくれず、もっともっとの要求なんですね、要するに。確かに医療ミスとかあるんでしょうけど、個人を責めるより、それを生み出す根底を考え直す姿勢がなければ、永遠になおるはずがないと思うのです…人間は機械じゃあないから、休憩が必要なんだから…あ~ぁ、いつになったら、医療がただの奉仕じゃなくて、奉仕精神(心持ちだけ)になるんだろ。ちょっとバカバカしくなってきましたよ、私は。 ↑ 批判も大歓迎です。感想や考えを寄せてくれると嬉しいです。ついでによかったらポチッとお願いします ↑