ＵＲＵＯＩの記

　皆さん、こんにちは～～～

　今日、夫と私は近くのスーパーへ買い物に

　買い物を終え、車に乗り込んだ私たち。

　と、やはり買い物を終えたらしい女性が、私に笑いかけているのが見えた。
　　　
　気がついた私は、直ぐに車から降りた。

　「久しぶりぃ。元気だった？」と、お互いに笑顔で挨拶しあう。

　年上の彼女は、私の頬をなでた。


　彼女の息子２人は、我が家の子どもたちと中学で同級生だった。

　だから、私が彼女に初めて会ったのは、もう１０年前にもなるなぁ。

　働きながらもＰＴＡ活動に熱心だった彼女は、とても協力的だったので、

　その当時、私はずいぶん助けられたものだった。



　おととしのお盆頃、帰省中の我が息子の携帯が鳴った。

　それは…

　彼女の次男Ｋが、”事故で命を落とした”という訃報だった。

　若者３人の乗った車が、上り坂のカーブを曲がりきれず、スピンし、

　後部から木に突っ込んだ・・・そんな事故だった。


　同乗の３人のうち、後部座席に乗っていたＫだけが命を落とした。

　１８歳か１９歳だった。



　今日、その彼女と久々の再会をしたわけです。

　にこやかに会話する彼女を見て、ホッと安堵した私。

　と次の瞬間、彼女の頬をホロホロ～っと、涙がつたい始めた。


彼女　「あ、ごめんっ…あなたの顔を見てたら…なんか涙が出て…。
　　　　　あなた、変わってない…。」

　私は・・・

　　　「…うん。突然会えたから、きっとビックリしたんだわ…。」

　そう言いながら、年上の彼女を、私は思わず抱きしめてました。

　


　


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