|
カテゴリ:着物
皆さん、こんにちは~~~ 今日は七夕様ですね 私の街では、独特の七夕の風習があります。 私のブログでこのお話をするのは、もう3度目になりますが、 新しい方もいらっしゃるので、もう一度話させてくださいね。 竹ぇ~に短冊 七夕祭り 多いはイヤよ (↑「大いに祝お」~のパターンもある) ローソク一本ちょ~だいなっ 浴衣を着た子どもたちが、一軒一軒の家を回り、 玄関先でこの歌を歌います。 そんな可愛いお客さんたちに、各家々ではお菓子が配られますが、 昔はお菓子ではなくローソクが配られました。 私たちの子ども時代は、女の子たちは手に提灯を、 男の子たちは、手作りのカンテラを手に回ったものでした。 そして、その集めたローソクの数を競ったものです。
また、別な書物によると・・・
この風習に対し、改めて思うに・・・ 一年に一度、「見知らぬ家を回る」という、 教育的な観点からいっても、とても貴重な体験だったなぁ。 ところが最近では、ちょっと様子が違ってきたようです。 この日は毎年、我が家でもお菓子を沢山用意し、 可愛いお客さんがたの来訪を心待ちにしていました。 ところが、なんと・・・昨年は来客ゼロ その理由は・・・ 市の教育関係機関で、 「玄関先に笹竹飾りのある家は、子どものいる家」~と、みなす。 ”子どもがいるところはお互い様”ということで、 笹竹飾りのある家にだけ行くようにしましょう」 との、お達しが発令されたそうな・・・ 数年前までは、笹竹飾りなんか無くても訪問してくれていたのに、 そのルールが、子どもたちに徹底されてきたのだね。 要するに、 「笹飾りがないと、子どもたちは訪問してくれない」 ということです ”どこのどいつがいつ何時”決めたか知らないが、 そんなくだらない取り決めが出来たのは間違いないようだ。 これも時代の流れで仕方のないことなのか。 世知辛いこの世の中で、 『古きよき伝統を守る』のは、至難の業ってことなのねんっ
そして、夕方になったら、これを着よう さあてっと・・・そうと決まったら・・・ 短冊には何のお願い事を書こうかぁ~ う~~~んとぉ~~~・・・ おしっ、決まった 一つ目は・・・ みんなが健康で過ごせますように・・・ 二つ目は・・・ 子どもたちの夢が叶いますように・・・ あ゛、それと・・・ もひとつ・・・ アンチエイジングが大成功しますように・・・ 皆さん、心配ご無用 「最後の願い事」は、ちゃんと二つに折って、 世間様から見えないようにしたからさっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[着物] カテゴリの最新記事
|