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カテゴリ:心のひだ
皆さん、こんばんは~~~
今日は、『縁』というものを感じた一日でした。 今日はまず、その一つ目の話をさせていただきます。 私は地域でボランティア活動をさせていただいてるのですが、 私の担当地区から、孤独死者を出してしまいました。 そのおばあちゃん(故人)に最後のご挨拶をするため、 今日は私は、火葬場へ出向いてまいりました。 先週のことですが、私の家に警察の方がお見えになり、 その方の口から、私は彼女の訃報を知らされました。 時々お声がけをさせてもらっていたおばあちゃんだったので、 大変驚いたことはいうまでもありません。 心臓に持病があった彼女でしたので、検死の結果、 死因は心臓麻痺だったとのこと。 親兄弟も既に他界され、唯一の連絡先として登録されていた遠縁の方は、 ”全く行き来も無かった”という理由で引き取り拒否とのこと。 そういうわけなので、今日は・・・ 市の担当職員と葬儀屋さん、そして私の三人でお骨を拾いました。 本来であれば、「火葬費支給申請書類に署名捺印するまで」が私の任務。 だけど・・・ ”生前顔を合わせたことのある人間・言葉を交わしたことのある人間” ~の誰かひとりぐらいお骨を拾ってあげたいじゃないですか。 そう思ったので、ここからは”プライベートの私”が、 参列(参加)させていただいたわけです。 このおばあちゃんはなかなか気丈だったので、安否確認の際には、 「何しに来たの?」 「今具合が悪いから、電話切るからっ!(ガチャッ!)」 なんて、時々憎まれ口もたたいていたんですわ。 ちょっとさびしい最期で人生を終えられちゃったけれど、 唯一の救いは、”寝室で寝たまま逝かれた”ということでしょうか。 お骨を拾いながら、私はそのおばあちゃんに声をかけました。 「あの世では、もっとたくさんお友達を作らないとダメだよ。」~ってね。 社会の高齢化が、これからもっともっと進むことでしょう。 独居老人も益々増えることでしょう。 私ももっとしっかりしなくてはいけないと感じました。 私がしっかりしていたら、もっと早くに見つけてあげられたかも。 無力でした。 地域の見守り、是非皆さんも関心を持っていただきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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