|
テーマ:ニュース(99912)
カテゴリ:心のひだ
皆さん、こんにちは。 日々のニュースを目にするに、東北で被災された方々に、 「一日も早く物が行き渡りますように」と、 祈らざるをえない昨今です。 それにしても東北の方々は本当に辛抱強いですね。 「東北人の印象は?」と問われると”辛抱強い!”というのは、 昔からずっと思ってはいましたがね。 やはり流石ですね。 物流が上手くいったらだいぶ楽になると思います。 もうちょっとの辛抱です。みんなが応援しています。 そして、命を顧みず原発の近くで作業されている皆さん、 本当にお疲れ様です。 どうかこの国を救ってください。 さて、話はさかのぼり・・・ <3月10日の日記> (震災前日) 東京二日目。引越しの前日。 アパートの大掃除で、娘と二人あちこち磨く 夜になり息子も合流し、その街で最後の晩餐を。 お気に入りの居酒屋さんでは、 「これ、よかったらどうぞ!」と、親切にもブランケットを渡される。 (凄いサービスだぁ) また帰りには、 「寒いですね。これで温まってください。」と、 ひとりにひとつずつ熱々の”ホッカイロ”が渡される。 (重ね重ねのサービスに驚く 感激) もう一軒焼き鳥屋さんに寄って帰宅する。 ここで息子が不安(不穏?)な発言。 息子 「この荷物・・・軽トラ一台じゃ無理じゃないか? おふくろの見積もり、甘かったんじゃないかぁ?」 私 「」 その深夜、狭ぁ~い部屋で、私たちは就寝したのでした。 <3月11日の日記> (東北関東大震災当日) 一夜明け、約束の朝9時に運送屋さん登場。 息子の予測は的中で、”2往復してもらうか”の案が出る。 結果、その運送屋さんのお仲間に応援を頼むこととなる。 10時前、軽トラ2台に娘と息子も分乗させて貰い、出発。 一人残った私は最後の拭き掃除をしながら、 11時約束のガスやさんを待つ。(最後のガス代清算のため。) 11時15分頃、その町を後にする。 乗り換えで西日暮里のホームに降り立っていたところ、 「搬入終了したよ~」と娘からメールが届く。 私が娘の新居に着いたのは12時半頃。 まずは腹ごしらえしようと、三人で商店街の中のラーメン屋さんへ出かける。 1時半は既に過ぎていた頃だったろうか。 引越し荷物の片づけを本格的に開始したのだった。 そしてその約一時間後、大きな地震がきたのでした。 息子が、 「ねえちゃん、そこ押さえろ!」 「おふくろは、そっち押さえて!」 私は、「あ゛・・・あ゛いっ!」と従いながらも、 半分叫びつつ食器棚と冷蔵庫を押さえる。 2度目の大きな揺れの時は、流石に外へ出た。 お向かいにお住まいのおじいちゃんおばあちゃんと、 言葉を交わす。 私 「こんな時に、なんですがぁ・・・ 今日娘が越してまいりました。これからお世話になります。」 おばあ 「大変な時に引越しでしたねぇ。」 おじい 「こんな大きなの(揺れ)は初めてだ。 (被っていたヘルメットを)こんな格好でお恥ずかしい」 大震災の避難のさなかに引越し初挨拶をすることになるなんて、 思ってもみなかったことです 事情があって、その時(今現在も)テレビが繋がっていない状況。 そんな中で、FMラジオだけでもつなげようと。 そして息子のワンセグをちょっとかけてもらう。 世の中がとんでもなく大変なことになっていることを、 そこで初めて知ることとなる私たち3人。 目に飛び込んできたのは、東北の大津波の映像だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[心のひだ] カテゴリの最新記事
|