|
テーマ:ちょっといい話!(525)
カテゴリ:心のひだ
皆さん、こんにちは~~~ いつもお越しいただき、ありがとうございます。 なのに、私の方からはなかなか伺えない今日この頃。 と申しますのも・・・ いよいよこの私にも、介護問題が身近なものになってきた昨今。 夫と私は、知恵を出し合い悩みながらも、 楽しく人生勉強をさせてもらっています まあその話は、いずれゆっくりと聞いてもらうこととして・・・。 ってなわけなので、時間・気持ちに余裕が出来ましたら、 またゆっくりと遊びに伺いたいと思っています。 それまで、ごめんなさいね さて、今日は『断捨離』の話。 「断捨離やるぞお~」などと、声高らかに宣言した私。 のはずでしたが、つい伸び伸びになっていた8月でした。 だって、暑かったんだもぉ~~~ん その重い腰を上げ、『断捨離第一弾』を決行したのは、 8月23日のことでした ”今の今まで捨てられずに所持していた(残っていた)もの”ってことは、 ”簡単に(心が)離れる”ことが出来ずにいたものたちってことでもある。 中でも、 当時ローンまで使って購入したCD付きの高額な教材、 ちょっと手直しすれば使えるであろう簡易家具、 (勿論全てじゃないが)子どもたちのおもちゃ・・・etc。 いっぱ~~~い捨てましたーーーっ (って、現在も続行中ですが。) スッキリしましたぁ さて話は、その”スッキリした”夜のことです。 私の家の電話が鳴りました 相手は、地域で独り住まいの40代前半男子。 「今、教習所へ通ってます。自立しようと思って・・・。」 私は、自分の耳を疑った 思えば、彼とかかわったのが4年前の冬。 私が現在の地域ボランティアの役に就き、まだ間もない頃でした。 支給される生活費が酒代に化けるのが原因だったのか、 「灯油代もないから困っている」って話でした。 どうしても曲げられないルールにのっとり、説明をする私。 が、全くわかってもらえない。通話時間の長さは尋常じゃない。 アルコール依存状態で電話をかけてくる彼に、 正直私は、恐れさえ抱いたものだ。 そして翌年の冬の同じ頃、また同じように電話が鳴り、 益々言葉使いの悪さがエスカレートしていた。 夫が出張で家を空ける時などは特に怖かったわ。 「家に火でも点けられたらどうしよう。」とさえ思ったもので。 いくら担当になったからとはいえ、私にとって彼は、 実に”厄介な人・悩みの種”であった。 そんな彼に対しての印象が変わったのは、 昨年秋の国勢調査の時だった。 その時分の数日間、彼は留守のようだったので、 私はやむを得ず、メモを添えた書類をポストに投函した。 翌朝早くに彼から電話が来た。 「これからまた、自分は直ぐに出かけることになってる。 だから記入した書類を、 ステッちゃんさん宅のポストに入れておきます。」 数分後、彼は本当に持ってきてくれたのだ。 嬉しかった。 書類を受け取った時、思わず、 「ありがとう」という言葉が私の口をついて出た。 『この人は”(当初私が思っていたような)悪い人”ではないんじゃないか。 もしかして、とても純粋な人なんじゃないかな。』 と、なんとなくだけど感じ始めた。 その後、また彼から電話をもらった。 今度のそれは、なんと、『人様を助ける』内容の電話だった。 喜んで相談に乗った私は自分なりに、彼に正攻法を教え、 いかに有効にそして早く助けられるかを伝えた。 結果彼は、人助けに成功した。 さて、久しぶりに彼に会ったのは、8月の初旬。 私は演劇鑑賞に出かけるため、着物を着て家を出た時だった。 「(人助けの時)ステッちゃんさんに言われたとおりにしたら、 本当に早く結果が出ました。 そのことが親父にも伝わり、 俺、(親父に)褒められたんだぁ」 って、照れながら嬉しそうに話してた。 ぁ~、また話が逸れまくってしまいましたね。 そうそう、戻って戻って・・・『断捨離の夜』の話ね。 その晩、彼から久々に電話が来た。 ~~~~~~~~~~~~~~ 俺、今、教習所に行ってるんだぁ。 もうそろそろいい加減に、自立しようと思ってさ。 親父とお袋の面倒もみないといけないし。 ~(中略)~ 最初の頃は、ステッちゃんさんに、 色々とかかって(ぶつかって)いって悪かったと思ってます。 だけど今は、こうなって(関係がよくなって)よかった。 俺、これからがんばるわぁ。 ~~~~~~~~~~~~~~ 純粋で人がよい彼の今後に、幸あれ 『断捨離』の夜に、こうして感涙した私。 世の中、捨てたもんじゃないですね。 そしてその翌日には・・・ あの(前出の)ママ友Tさんとの再会が、 私を待っていたわけでした。 断捨離、ばんざぁ~~~いっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[心のひだ] カテゴリの最新記事
|