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カテゴリ:着物
皆さん、こんにちは~~~ 昨日は私、今度はミシンをカタカタカタ・・・ 町会活動でお世話になっている方へのプレゼントを作成。 作ったのは、『湯文字』。 70歳の彼女には、ちょっと可愛らし過ぎる色柄だけど、 「かなり派手好きだからいいんでないかいっ」ってね 本当は、力布(上の部分)は”晒(さらし)”がよいのだけれど、 そのお方は体格がよいので手持ちの晒では足りない ってことで、モスリンのみで作っちゃいました。 左の青小花模様は自分用。中央のピンク小花模様はプレゼント用。 そしてバックにある古い浴衣生地で、 これからいっぱい作っちゃろうと思う この『湯文字』ってやつは、なかなかの優れもの。 コレ一枚で、ショーツとガードルの代わりになるものです。 とても便利なものなので、私も愛用者の一人です。
『丹後縮緬紫紺色単衣一つ紋の極鮫(ごくざめ)小紋』 数ある江戸小紋の中でも、最も格の高い『三役』の一つです。 ※ 『三役』とは、『鮫』・『角通し』・『行儀』の三つ。 またさらには・・・ 文様が細かいものほど格が高くなり、 『極』と呼ばれていますね。 単衣仕立てにしてもらい、6月と9月に着用します <用途>としては・・・ 3回忌以降の法事に。 最初の頃は、黒喪帯と合わせる。 それ以降は、色喪帯と合わせる。 身内以外の御通夜など悲しみの席に。 黒喪帯と合わせる。 ※ 上に羽織などを着、紋を出さなければ、街着にもできます。 (私はフォーマル時に使いたいので、それはしませんけれど。) この着物、私にとっては久々の誂え着物です。 想像通りの出来栄えで大満足なんだぁ 「ネットで誂え」ということで、多少の不安はあったものの、 ”過ぎる”がつくほど懇切丁寧&迅速なショップさん。 本当にお世話になりました。 ちなみに今回は、 シルクガード加工・家紋入れ(一つ)・居敷当て付き で依頼。 実は、義父の葬儀関連行事の全てが終わったとある日、 夫が私に白い封筒を差し出したのだ。 表には、『ありがとう』って文字が書かれている。 分厚いその封筒を開けてみると・・・大金がっ こんな金額に見合った働きは、私はしていない。 『要らない』『いや、受け取ってくれ』と押し問答の最中、 その白い封筒はテーブルの上を行ったりきたり・・・ 『コレは、親父の残した金の中から。感謝の気持ち。』 何だかんだ言って、結局ありがたく受け取ることにした私は、 その中のほんの一部で、 何かひとつだけ記念になるものを買いたいと考えた。 そのうちいつか作りたいと思っていたもの・・・ それが、この 『一つ紋の極鮫小紋』だったのだ。 記念になる品としては、この上なくふさわしいと思ってる。 『義父からの最後のプレゼント』と言えるかもしれないこの着物。 私は一生大切に着ていきたいと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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