豊饒の月をみながら　　　　　　　　　　　　　　　　　　～やるなら今なんじゃないの？・・・俺！～

１９９５年、当たり前だが２０年前の話
あの日アルバイト先に出勤したら
神戸が火の海だと大騒ぎに
関西に本社がある商社内に事務所があったので
みんな電話かけっぱなし、鳴りっぱなしだった

無事か、ケガないか
電話を切って、生きてて良かったぁ
いつもふざけてみんなを笑わしていた人も
鬼のようにおっかない人も
大事な人の身を案じる時の表情は一緒なんだと知った

一瞬にして街が死ぬ
一瞬にして思い出が消える
一瞬にして・・・

僕はあの地震で人生観が変わるということは正直なかったが
東日本大震災を経験し
あの日、あの時、大きく人生観が変わった方が
たくさんいたんだな、と、あらためて思う

もし、あの時、あの政権じゃなかったら
もし、あの時、あいつが首相じゃなかったら
東日本大震災の自衛隊の奮闘ぶりをみると
尚更、阪神淡路の初動の鈍さが悔やまれる

もう２０年経つ
そっか２０年かぁ・・・