重要伝統的建造物群保存地区へのたび
重要伝統的建造物群保存地区への旅明日から山口、島根方面へ田尻建築倶楽部おじさん旅に行ってきます。全国に残された貴重な家並みと建築を堪能するのがおじさん旅の目的。今回のメインは萩、長門、石見大森、出雲、そして玉造温泉です。他にも古い温泉地区で重要伝統的建造物に選ばれた地区もあるのですが、時間が?たりませんね。明治のたびの大先輩。金山を訪問した「イザベラバード女史」は金山の宿場をみて、三角の形をした山に囲まれた町という言葉にしました。今も新庄側から金山に入ると三角形の山がいくつも町を囲んでいるのが見えます。この風景は昔の旅人も感動したものだと。町の中からも今も見えます。 イザベラバードの碑と三角山。彼女の旅行記に残っている山。明治11年。この頃、箱根の富士屋ホテル、日光の金谷ホテルが外国人むけにホテル営業が始まった頃と重なる。美しい日本、とはいえまだ江戸時代の残りがある明治の頃、日本の奥地に来た欧米の旅人とホテル経営を始めた日本人の逞しさには感服します。