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「ご主人、僕ね・・・
喜春さんから”ガキのくせに。。。”って言われたことに どうしてもこだわってしまって。 ・・・27歳はガキですか?」 「男はいくつになっても女から見たらガキだよ。 ガキでいいじゃない。 無理に大人ぶって、行儀良くまとまっちゃうことないよ。」 「そうかなぁ・・。私は大人ぶって背伸びする 男のヤセ我慢って好きよ。」 ボクちゃんがカウンター席から振り返り、私に身体を向ける。 「もう、どうしたらいいか分からないですね。」 「そうねぇ、何でもいいんじゃない?キスでもしちゃえば?」 「キス?・・していいのかなぁ。」 「そんなこと自分で考えなよ。 ボクちゃん、2:00になるけど。明日学校なんじゃない?」 「あ!すいません、帰ります。 今日はありがとうございました。」 ボクちゃんが《雪丸》を後にする。 調理場の掃除を始める恋相棒に話しかける。 「ボクちゃんの応援、するの?」 「喜春ちゃんを板さんに任せられるか? 優しいっちゃ聞こえはいいが、気が弱くってダメだ。 俺はあの若先生が喜春ちゃん抱きしめたって聞いた時 そういうこと板さんにはできないだろうなって思った。 本能的に行動しちゃってさ、後で我に返って落ち込んで そういうの、若いから許せるのかな。可愛い奴じゃない。 まっ、そのうちまた何かやらかすか、喜春ちゃんに こっぴどく振られるかするだろう。 どっちにしても、俺は楽しみだなぁ。」 ****************** 言うね、大将! 「どっちにしても楽しみ」だなんて! さて、あっという間に8月! もう~、またこんなに更新あいちゃってごめんなさい。(><) (こればっか・・・) 気を取り直して?! 次回から手代木先生のお話が始まります。 予告なんて珍しいでしょ。 だって・・・次は私の大好きなシーンがあるんですよ!! もう珠玉の! emyちゃんのこういうシーンが私は大好物なんです。 パァーっと脳裏に瑞々しく映画のシーンのように浮かぶのです。 ちょっと涼しくなるかも??? だから・・・楽しみにしててくださいね~。 -aco- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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