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インプロ(improvisation = 即興劇)のゲームにエモリプ(Emotional Replay)というゲームがあります。
簡単にどんなゲームか説明すると、 1.まず簡単な30秒ほどのシーンを創ります。 * このシーンは本当にシンプルでなんのひねりもなくてOK! * 通常は大体3名くらいで行いますが、これもいくらでも応用はあるかな・・ 例)喫茶店 ・・・ というお題をもらったとき A) いらっしゃいませ 空いてるお席へどうぞ B) 後でもうひとりくるからここでもいいかな? A) はい、どうぞ こちらメニューになります B)ありがとう・・・ ホットコーヒーでいいよ A) かしこまりました C) ごめん!ごめん! 待った? B) 大丈夫。 今来たところだから A) お待たせいたしました。 コーヒーでございます。 C) あ、、私もコーヒーを A) ホットでよろしいですか? C) うん。。 あ・・ やっぱりアイスにして A) かしこまりました なんて感じで、、 2.そして、ここから上記のシーンをセリフはなるべく変えずに、 感情を変えて演じるのです。 上記は恐らくどこにでもある喫茶店の話しで想像できると思うのですが、 わけもなく『怒っている』とか、わけもなく『悲しんでいる』とか、、 わけもなく『喜んでいる』とか、、、 etc・・・☆ こんなシンプルなゲームではあるのですが、インプロを始めた当初一番はまったゲームの1つです。 なぜ、こんなに自分自身にヒットしたかというと、日常生活で喜ぶ&楽しむって感情はオープンに出せばだすほど周りも嬉しくなるから隠すことはないけど、『怒り』や『悲しみ』はなかなかストレートに出すことがなく、抑えていることが多い中で、それをどれだけストレートに・・・大げさなくらい出せば出すだけ観客になる人の期待に沿えるということ!! このゲームを『プレゼンテーション』や『コミュニケーション』の研修に取り入れたりするのですが、やはり『怒り』や『悲しみ』をストレートに見せるというのはなかなか気恥ずかしいようで、みなさんついつい“笑い”が入ってしまわれるようです。 円滑なコミュニケーションをもてるようになるための要素として『感情のコントロール』があります。 が、ただ、怒りや悲しみを抑え込んでしまっても自分の中にストレスを溜めてしまって精神衛生上良くないですね。 怒りを表面に出すと相手も同じように怒るだろうと恐れるからかもしれないですし、または、怒りという感情は恥ずかしいものと感じてしまっているからかもしれないですね。 ただ、怒りを抑えていると、身体的な面でもいろいろな影響が出てくるといわれていたりします。 また、日頃の怒りがたまって、あるとき突然、何でもないことをきっかけにして、それが爆発することがあったりします! 「感情はある程度はコントロールできる」ようになれるものです。 まず自分の感情に気づき、その自分の感情を無視したり否定したりしないで認めましょう。 そして、自分の感じていることに対して客観的な第3者の自分を想定し、なぜ自分がそのような感情を抱いたのかを分析できるようになることが感情をコントロールする上での重要な鍵になりますね♪ ただ、そういった意味でも『エモリプ』で思いっきり怒って怒るって感情をそういう場で発散させる方法はとっても意味があるような気がします♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.02 22:52:17
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