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2005/11/11
カテゴリ：本
久々に集中して本を読んだ。
読んだ本は 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 あのリリー・フランキーさんの話題の一冊です  ちょっと前から興味はあったけど 読む時間ないし、ハードカバーは高いから文庫になってから買おうかな、 と思っていた矢先、、 夫がネットで購入してきました 先に読み終えた夫は目をはらしての号泣 昨日から読み出した私は 半分も読まないうちに その理由を、なるほどこれは、と納得した （ネタばれあります） だって、夫の生い立ち境遇がそっくり 母子家庭 田舎の生活 上京 「オカン」の呼び名・・・ 素直な夫はきっと読みながら自己投影して もうこの小説の主人公になりきってしまったのでしょう 夫の母もリリーさんの「オカン」とちょっと似たかんじの方なのです 私の感想としては 内容も去ることながら、話のテンポがよく言葉も美しく巧み とても引き込まれるすてきな作品です テレビえお見受けするリリーさんからは想像できないものでした 東京に生まれ育った私が当たり前と思っていた景色に こういう見方があるんだ、とカルチャーショックも受けました 夫の号泣を受けて 私もきっと、と思っていましたが 目頭の熱くなることは多々あったものの 号泣まではいかず・・・ というのも率直に 『感動』というよりも『エール』 私まで実際に知りもしないリリーさんの「オカン」に 励まされて背中を押されている気がするんです そして改めて母になれた喜び 母親という存在のすばらしさ 親子の絆の深さ、大切さ を教えてもらったような気がします ありきりな言葉をつなぐとどんどん薄っぺらになっちゃいますね ぜひご一読あれ・・・ 【リリー・フランキー】で検索＞＞ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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