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かしぞー終わりなき旅行記

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2005年10月13日
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カテゴリ:京大
今日は専修別ガイダンスに行ってきました。
京大は入学するときには学部しか決めないので、2回生の秋に何を専攻するのか詳しい決定をしなければなりません。
もちろん僕は日本史のガイダンスへ。

少し遅れていくと部屋の中は張り詰めた空気。
さすがに教授が四人並ぶと何とも異様な雰囲気に包まれる。
誰一人話さないどころか物音一つしない。
こんな静かな空間を大学の中で初めて見たのでした。

教授と言ってももう50代の方々です。
残念ながらかつぜつの悪い方もいらっしゃり、何を言っているのかな???
しかも、もともと配られていた冊子に書いてあるようなことしか言われなかったので、このガイダンスに来てみて、日本史を選ぶというような猛者はいないでしょう。
思えば大学側のガイダンスは入学以来ずっとこうだった。
ガイダンスに行ってもさっぱり分からず、かといって調子に乗ってガイダンスを休む勇気もなし。
行っても悲惨、行かなくても心配。
あーあー。

それぞれ教授が話し終わった後に質疑応答の時間がありました。
学生A
「国文学と日本史で迷っているのですが、どちらにどのような違い・メリットがあるのですか?」

教授B
「メリットと言われてもねぇ・・・
結局は何をしたいかという個人個人の意欲しだいなんだよ」

(確かにやる気次第と言われれば、そうなんだけど、そう言われたからといって、学生は何の参考にもならないでしょうね)

教授C
「基本的に違うのは、国文学ではやはり土佐日記・源氏物語など当時広く読まれた書物・今でも名を残す書物を扱います。
一方日本史学でも日記を扱うのですが、どちらかと言えば貴族が個人的に書いていた日記を扱うことの方が多いです。」

(こう説明されれば、たしかに二つの違いがよく分かる、フムフム)


学生D
「博物館で史料を扱う仕事に就きたいと思っているのですが、考古学と日本史学ではどちらが良いのでしょうか?」

教授B
「それは君が扱いたい史料がどの時代に属するものかによりますね」


僕としてはなんとなく、この時代の勉強がしたいと思っているので、あれこれ迷っていません。
だからかもしれませんが、もっとみんな気楽に考えればいいじゃないのと思ってしまいます。
実際、4回生になる時に専攻を変えることができるので。
おそらく学生は学問があまりにも細分化しているので、これを専攻してしまうと他の学問に手を出すことはできないと思ってしまうのでしょう。
ブラックジャックによろしくでは
「隣の病棟は隣の国より遠い」と言っていました。
それほど医学会は細分化が進んでいるのでしょう。
しかし、学問は本来有機的に繋がっているはずです。
だから、入試の教科を減らす必要も無いでしょう。
何一つ無駄なことは無いでしょう。
そうでないと、無駄なことをした瞬間に無駄で終わってしまいますからね。
あれかこれかではなくて、あれもこれもという考えを持てばいいと思います。
知的好奇心を満たすためにもっと貪欲になれば良いと思います。
いろいろやらなければ、繋がった!閃いた!ということもないでしょう。
ただひたすら奥深く掘っていくだけの垂直思考に陥ってしまいます。
このように思っているので、不安にはなると思うだろうけれど学生はもっとゆるりと考えていれば良いのではないかと思います。

それよりも教授に物申したい!
毎年、日本史学と他の学問と迷っている学生は何人かいるでしょう。
毎年こんな答えをしているんですか?
もっと良い答え(心の眼を開かせる)答えはできないのでしょうか。
せめてもっと良い答えをマニュアル化しておくことはできないのでしょうか。


追伸
学生E
「京都は日本の中心となっている時代もあり、研究を進める上では素晴らしい場所と仰いました。
しかし、京都が日本の中心になっていない時代の研究をしたい人にとって京都という土地はいかがなものなのでしょう?」
これはさすがに質問力がひどすぎる。
発展性がまるで無い。
もし、京都は研究に向かないと言われれば、学生Eさんはどうするのだろうか。
きっと、京大に残ったままだろう。
さすがにこの質問には教授も嘲笑していた。
「それなら、地方の大学はどうなるのですか
多少の有利不利はあるかもしれませんが、熱意さえあれば自分で史料を見に行けば良いでしょう。」
この質問にはこうしか答えられないでしょうね。





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最終更新日  2005年10月15日 12時07分15秒
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