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米誌タイムは「タイムが選ぶ2002年度最高発明品」を発表した。 計42点の発明品のうち日本からは、玩具メーカー株式会社タカラの 犬の気持ちを翻訳する「バウリンガル」と、 海洋科学技術センター横浜研究所に設置されているスーパーコンピューター 「地球シミュレータ」が選ばれた。 バウリンガルは、犬の首輪につけたマイクが鳴き声を拾い、 「犬のキモチ」を翻訳して文字とイラストで表示する。 犬の鳴き声を声紋分析した研究を元に開発された。 現在、日本語版が発売されている。米国では英語版が発売される予定だが、 米紙ニューヨーク・タイムズによると、 バウリンガルが「このイヌは機嫌がよい」などと表示したにもかかわらず、 そのイヌが人に噛み付いたりした場合の法的な問題がネックになり、 発売が遅れているという。 バウリンガルは今年、米ハーバード大学が選ぶノーベル賞のパロディ版、 「イグノーベル賞(逆ノーベル賞)」も受賞している。 バウリンガルが選ばれた「輸送と対話部門」ではほかに、 手の動きを分析して手話を文字に変換する「手話手袋」や、 歯に埋め込む超小型携帯電話が選ばれた。 「ロボットとテクノロジー部門」で選ばれた地球シミュレータは、 地球の大気や海洋の動きなどをリアルタイムで「再現」することができる、 現時点で最高速のスーパーコンピューター すでに、今後50年間の海水温の変化の予測計算を実行した実績もある。 気候温暖化のシミュレーションもできる。 これまでの米軍が持っていたスパコンより5倍程度早く、 世界最高速の座を日本に奪われたと、米国の研究者を悔しがらせたマシンでもある。 他に、「医学・その他の部門」では女性が皮膚に貼るタイプの避妊具や、 「洋服部門」でMDプレーヤーを埋め込んだスノー・ボード用ジャケットなどが選ばれた。 「BGM: copyright (c) by NON」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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