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2007年03月23日
カテゴリ：つぶやき
 今日は クマ夫  の母の一周忌そして クマ夫 の叔父の月命日姑は それまで会ったことがないであろうタイプの私を 息子の嫁として迎え 私が一番望むことを理解出来ないまま 家族として距離が置けなくて 結果として私から阻害され 命を縮めたようなものです 私には 親が 最も要らなくて最もほしいもの でした 親として接してくるなら望むものを 私は望んだ それが望めないなら 理解できないなら 距離を置いてほしかった それだけでした 私は彼女を 人に何と言われても意志を曲げない強い女性 だと思っていました 女としての能力に長け また 同世代の子の数倍の能力を持っていた為 ほとんど人に叱られたことがない人でした 家族の中の『個』が理解出来なかった人 です 割烹の女将をやめ家庭に入った後は 自分を押し殺し ひたすら 男3人の面倒を見てきました 自分の夫を見送った後 いつから進行し始めていたか分からないアルツハイマー病が 急激に進行しました 特に彼女自身が 私の言葉によって 自分の接し方がその人の可能性を潰す恐れがある ということが なんとなく理解できてからは 皮肉にも アルツハイマーに伴う認知症の進行が早まりました 最晩年 病床の彼女の脳裏にあったのは 割烹の女将時代のこと そして息子のこと 愛し合って一緒になったはずの夫のことは 記憶のかけらにも 残っていませんでした… 私は 姑の命を縮めた 酷い人間です 私が 自分を見つけられていたら ここまで酷い結果には ならなかった と思います 姑との最後の数時間 私は ようやく彼女に謝りました 「優しくできなくてごめんなさい」 姑の晩年は 姑自身にも「自分」がなかったこと そして 「自分を見つけられないことが招く悲劇」を 教えてくれた日々でした 楽天ブログ★アクセスランキング ↑ 参加しています 「ポチッ☆」としてくださると嬉しいですm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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