今年もタマネギの播種時期が近付いてきた。品種の選定には毎度毎度迷うのだが、前回と同じく今回も7品種を育てることにした。まず選んだのはこれ。「岐阜黄玉葱」と「岐阜レッド(サラダ)玉葱」。
いずれも岐阜県で栽培されている在来種らしいが、まずこの2つを選んだ理由が、種子が安いこと。ぬゎんと、今どき
1袋が108円という安さ。私が小学生だった頃のお値段である。しかも、いかにも昭和の時代から使い回されていそうな種子袋の写真(笑)。この素朴さに惹かれてしまった。
次に興味を引いたのが、近年タキイから発売された「ケルたま」。なんでも、「ケルセチン」が従来の約2倍含まれ、貯蔵性が良いという。とは言っても、実は私はケルセチンが何なのか良く分からないが(笑)、宣伝文句に釣られて買ってしまった(笑)。で、しかもこのケルたま、同じ品種なのに種子袋が2種類あり、両方買ってしまった(笑)。ではどこが違うのかと言うと、それは種子の生産地。画像の右側が長野県で、左側が和歌山県である。今回は和歌山県産の方を使い、長野県産のものは来年使う予定。経験上、タマネギの種子は冷蔵庫に保存すれば3年は持つ。
あとは、前回も栽培した
超超極早生の「スーパーアップ」(市川種苗)と白いたまねぎの「ホワイトベアー」(日本農林社)、前々回にに惨敗だった(笑)「立春のかほり」(国華園)、そして新顔の「大緋球赤玉葱」(タカヤマシード)の計7品種。
スーパーアップはもちろん今年もマルチ栽培するが、前回はサイズがかなり小さかったので、今回は元肥、追肥共に見直ししたい。立春のかほりはマルチなしで見事に惨敗だったので、今度はマルチで栽培してみたい。ホワイトベアーは、本当に真っ白なタマネギなので、家庭菜園ではビジュアル的に面白い。大緋球赤玉葱はその名の通り大玉になるらしいが、どこまで大きくなるかが楽しみ。ともかく、毎年いろいろな品種のタマネギを種子から栽培するのは本当に楽しい。ただし、世話が大変だが(笑)。