2年前に自宅庭に植えておいた台湾クマガイソウがついに開花した。実際には昨年開花しそうになったのだが、まさに開花するその直前、何者かに花茎を切られるという、災難に見舞われた。
これがその時の画像で、当時のことは
昨年の4月15日の日記に書いてある。あの時は本当に落胆した。そして気を取り直して肥培を続けること1年。1月の終わり頃には早くも新芽が地表に現れたのだが、何と2本に増えていた。そしてまだかまだかと開花を待っていたら、ついに開花の日を迎えた。
と、その前に、これが台湾クマガイソウが植わっている場所の環境。フラワースタンドの下に植え、寒冷紗で四方を囲っている。万が一のために、つぼみが上がった頃からネキリムシ対策の薬を撒いておいた。
そして、これが待望の台湾クマガイソウの御尊顔だ。何とも愛おしい
。今まで、苗を買っては活着に失敗してばかりで、せっかく活着したと思ったら昨年のあの悲劇に見舞われ、それだけに今回の感動は大きい。1芽だった苗が2年で2本に増えたということは、栽培環境は合っているということだろう。今度の今度こそは枯らさないように大事に育てたい。
余談だが、台湾クマガイソウと日本クマガイソウは、芽出しの時期がかなり違う。台湾クマガイソウは今年は1月末には新芽が確認できたが、同じく庭に植えた日本クマガイソウは今日になってやっと新芽を確認した。芽出しが遅いので枯れたのではないかと心配したが、こちらも開花を楽しみにしている。