5月11日は、以前住んでいた千葉県成田市の自宅近くのササバギンランの自生地を見に行ってきた。ササバギンランといえば、
昨年の5月13日に自生地を紹介したことがあった。その自生地は、当時の自宅から車で40分ほどの距離のところにあった。ただ、せっかく見つけた自生地も、その時はタイミングが合わなくてあまり良い花が紹介できなかったのが残念。しかし、その後、当時の自宅から歩いて行けるところにも自生地があることが判明。次の年は是非その美しい姿をカメラに収めたいと思っていたところに、今年4月に神奈川県にまさかの転勤。で、5月11日に、成田に借りている市民農園の手入れに行ったついでに、ダメ元でササバギンランの自生地に行ったところ、ちょうどタイミングが合ってその美しい姿の撮影に成功。
この小さいながらも純白の花は、暗い森の中ではよく目立つ。来てみた甲斐があった。昨年見た姿は、ほとんど開花が終わっていて、たまたま大柄な個体だったために、お世辞にも美しいとは思えなかったのだが(失礼)、今回見たものは実に清楚な面持ちだ。もしあのまま成田に住んでいれば毎年見れたのだが、まあ、これは致し方ない。さらに、この日はその近くでキンランの満開の姿にもお目にかかっていて、この日はちょっと良い気分で帰途に就いた。キンランについては後日紹介したい。なお、神奈川県でもキンランとササバギンランの自生地の存在は確認していて、さすがに今年は行く余裕がないが、こちらもタイミングが合えば紹介したい。