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カテゴリ:山登り
 日本人に、「日本の最高峰は?」と聞けば、誰もが富士山と答えるだろう。では、神奈川県民に、「神奈川県の最高峰は?」と聞けば、果たしてどれぐらいの人が答えられるのだろう。正解は標高1673mの蛭ヶ岳である。
 この蛭ヶ岳、標高は富士山には遠く及ばないが、丹沢山地の真ん中に位置するために、どのルートを通っても距離、時間共に長く、また駐車場の整備されていない登山口も多く、ある意味で富士山よりも登りにくい山である。そんなわけで、いつか行きたいと思いつつもなかなか実現しなかったのだが、12月14日(土)にようやく実現した。今回使ったルートは、秦野市大倉から大倉尾根を登って塔ノ岳(1491m)、丹沢山(1567m)を経由するルートで、往復24km、標準時間12時間30分という、超ロングルートである。それを日帰りで行くことにした。
 一般にこのルートは日帰りは困難で、健脚者向きとされている。しかし、成功した今だから言えるが(笑)、私には勝算があった。まず、今年4月に今の職場に転勤して以来、毎日片道30分の徒歩通勤をしている。そして、今年は富士山の日帰り登山を7回実現、その合間に塔ノ岳2回、丹沢大山(1252m)に1回登っている。そして、11月30日(土)には鍋割山(1272m)と塔ノ岳、12月8日(土)には再び鍋割山に登っている。これだけ鍛えておけば大丈夫だろうということで、満を持して・・・と言えるかどうか分からないが、ともかく蛭ヶ岳の日帰り登山に挑戦することにした。
 大倉登山口にある「山屋 SLOW」の駐車場を出発したのが午前6時11分。塔ノ岳に到着したのが午前9時3分。ここまでの休憩込みの所要時間が2時間52分。頂上の尊仏山荘で、休憩も兼ねてコーヒーとカップラーメンを頂く。
 塔ノ岳到着直後はガスが出ていたが、9時29分に丹沢山に向けて出発する頃にはすっかり晴れて富士山がお目見え。ただ、この日は風がやや強くて気温が低く、もしかして途中で引き返すかも・・・なと弱気なことも考えていた。
 塔ノ岳と丹沢山の間は、このようにササが生い茂る中を歩く場所もあり、この区間はササっと歩ける・・・というわけでもなく(笑)、アップダウンがあって、登りはやはりきつかった。
 午前10時22分に丹沢山に到着。ここには2007年1月1日にも登っているので、およそ13年ぶりに来たことになる。
 7分の休憩の後、10時29分に丹沢山を出発。上の画像の矢印があるところが蛭ヶ岳なのだが、その前に神奈川県で2番目と3番目に標高が高い山である不動ノ峰と鬼ヶ岩ノ頭を越えていくため、画像で見る以上に遠く感じる。しかし、非常に見晴らしが良く、絶景が楽しめる。なお、大倉~塔ノ岳~丹沢山までは登山者が非常に多かったのだが、丹沢山から蛭が岳に向かうルートではすれ違う人が非常に少なく、ほとんど一人で歩いているような状態で、素晴らしい景色を満喫しながら歩いた。
 午前11時56分にようやく蛭ヶ岳に到着。大倉からここまでの所要時間は休憩込みで5時間45分。当初は蛭ヶ岳山荘で食事を取る予定はなかったのだが、このデカデカと揚がったのぼりを見て、吸い寄せられるように(笑)山荘に入り、カレーを賞味した。お値段は1000円也。こんな物資の運搬が非常に困難な場所で、このお値段で美味しいカレーが食べられるのは非常にありがたい。
 この天気は一日中ほぼ快晴で、360度の景色が楽しめた。ただ、風がやや強く気温が低かったのと、帰りの時間が心配だったので、滞在時間は31分。12時27分には蛭ヶ岳を後にして丹沢山、塔ノ岳へと戻った。
 塔ノ岳から大倉への下山を開始したのが午後3時23分。塔ノ岳には2006年に初めて登り、その後、2008年と2009年にも登っているが、当時はまだ本格的な山登りに馴染がなかったので、いずれも下山中に脚が痛んで非常に苦戦を強いられた。しかし、今回は痛みもなく、蛭ヶ岳山荘で食べたカレーが効いてきたのか、今回の下山は非常に快調で、1時間37分後の午後5時に山屋 SLOWに帰着。
 登山開始が午前6時11分、帰着が午後5時で、所要時間が10時間49分。これまでにしっかり準備していたのが功を奏して、特にトラブルもなく、またこのルートで登ってみたい、と思うほどに程良い疲労感と充実感があった。ただし、この日の唯一の失態は、実はライトの充電を忘れていたこと(笑)。いや、笑いごとじゃないか・・・。冬至に近くて日照時間の短いこの時期に、どうにかライト無しで蛭ヶ岳への日帰り登山を成功させて、自分もなかなかやるなあと思ったりもするが、下山中に脚を痛めていたら笑いごとでは済まされないので、今後は注意したい。
 さて、今回このルートでの蛭が岳への日帰り登山が成功したのは、事前に準備していたからであって、普段、山登りに馴染のない方にはお勧めできない。ステーキではないが(笑)、いきなり登ると間違いなく脚が悲鳴を上げる。まずは他の山に登るなりして、しっかりと準備をしてから挑戦されたし。





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最終更新日  2019.12.16 22:16:31
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