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テーマ:山登りは楽しい(12245)
カテゴリ:山登り
日本人に、「日本の最高峰は?」と聞けば、誰もが富士山と答えるだろう。では、神奈川県民に、「神奈川県の最高峰は?」と聞けば、果たしてどれぐらいの人が答えられるのだろう。正解は標高1673mの蛭ヶ岳である。
この蛭ヶ岳、標高は富士山には遠く及ばないが、丹沢山地の真ん中に位置するために、どのルートを通っても距離、時間共に長く、また駐車場の整備されていない登山口も多く、ある意味で富士山よりも登りにくい山である。そんなわけで、いつか行きたいと思いつつもなかなか実現しなかったのだが、12月14日(土)にようやく実現した。今回使ったルートは、秦野市大倉から大倉尾根を登って塔ノ岳(1491m)、丹沢山(1567m)を経由するルートで、往復24km、標準時間12時間30分という、超ロングルートである。それを日帰りで行くことにした。 一般にこのルートは日帰りは困難で、健脚者向きとされている。しかし、成功した今だから言えるが(笑)、私には勝算があった。まず、今年4月に今の職場に転勤して以来、毎日片道30分の徒歩通勤をしている。そして、今年は富士山の日帰り登山を7回実現、その合間に塔ノ岳2回、丹沢大山(1252m)に1回登っている。そして、11月30日(土)には鍋割山(1272m)と塔ノ岳、12月8日(土)には再び鍋割山に登っている。これだけ鍛えておけば大丈夫だろうということで、満を持して・・・と言えるかどうか分からないが、ともかく蛭ヶ岳の日帰り登山に挑戦することにした。 登山開始が午前6時11分、帰着が午後5時で、所要時間が10時間49分。これまでにしっかり準備していたのが功を奏して、特にトラブルもなく、またこのルートで登ってみたい、と思うほどに程良い疲労感と充実感があった。ただし、この日の唯一の失態は、実はライトの充電を忘れていたこと(笑)。いや、笑いごとじゃないか・・・。冬至に近くて日照時間の短いこの時期に、どうにかライト無しで蛭ヶ岳への日帰り登山を成功させて、自分もなかなかやるなあと思ったりもするが、下山中に脚を痛めていたら笑いごとでは済まされないので、今後は注意したい。 さて、今回このルートでの蛭が岳への日帰り登山が成功したのは、事前に準備していたからであって、普段、山登りに馴染のない方にはお勧めできない。ステーキではないが(笑)、いきなり登ると間違いなく脚が悲鳴を上げる。まずは他の山に登るなりして、しっかりと準備をしてから挑戦されたし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.12.16 22:16:31
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