大都市圏を中心に緊急事態宣言が発令された今日この頃、在宅勤務、いわゆるテレワークを実施する企業が増えている。そして今日、ついに私も人生初のテレワークを体験することになった。普段は、自分の職場の机に置いてあるデスクトップパソコンで仕事をするわけだが、テレワークでは職場から貸与されたノートパソコンを使用し、自宅WiFiに接続して遠隔で私の職場のパソコンを操作して仕事をすることになる。
これがそのノートパソコン。私の職場では、上クラスの人や出張が多い人は、会社から常にノートパソコンを貸与されている。しかし、私はそういう身分ではないので(笑)ノートパソコンを使ったことがなく、慣れないパソコンに四苦八苦(笑)。
まず、キーボードの配列や打ち心地が違うのはもちろん、この「タッチパッド」というものが全く手に馴染まない。とにかく、書類作成のために文章を打ち込んだり画像や図を配置しようとしても、タッチバッドにちょっと指が触れただけでパソコンが意図しない動作をしてくれたりするので、ストレスたまりまくり(笑)。そしてモニターが小さく、いつも使っているワイド画面の半分ぐらいの大きさ。
もちろん、自宅では趣味の植物たちに囲まれているので、気が散って仕方がない(笑)。それでも、なんとか慣れないノートパソコンと悪戦苦闘しながら今日作るべき書類の作成を進めていったのだが、夕方になって業務が終わってみると、会社にいる時よりも書類作成がはかどったような気がする。というのも、会社にいると、打ち合わせ、雑談(笑)、電話、来客、トラブル対応などで仕事が中断されることが多く、書類作成にえらい時間がかかることも少なくない。その点、今日の時点ではそういったものがなく、パソコンの操作でストレスたまりまくり(笑)な割には、案外はかどったような気がする。だからと言ってこれからもずっとテレワークをしたいとは思わないが、貴重な体験ができたとは思う。
それにしてもコロナウィルス、初期の頃はこんなにも長期化すると誰が予想できただろう。もしかしてかなりの長期戦になる可能性も非常に高い。世間(特にマスコミ)では政府の対応に批判的だが、政府だって神様じゃないんだから、とやかく言うのは間違っていると思う。政府を批判しているヒマがあったら、自分の命は自分で守ることに労力を使うべきではなかろうか。