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テーマ:小学校での出来事(1643)
カテゴリ:その他
今年の日本語指導のお子さんは外国から来て、日本語が全くわからなかった姉弟の2人です。
指導を始めて1ヶ月… なかなか上達しない!…のですが、あら…こういう言葉を使っているじゃない… と、こちらが頑張ってきて欲しいところの日本語の伸びはいまいちでしたが、そうではない部分の日本語はかなり増えている… とにかく1ヶ月前の日本語のベースがゼロ(本当にゼロですね。知っているのはコニチハ(こんにちは)とアリガト(ありがとう)だけだったんですから…) ひらがなは何とか8割がたクリアですね。 (本当は最低ひらがなだけは覚えてもらいたかったんですが…この2人はダメでしたね…)でも、何故か漢字は覚えるんですね。 学年が5,6と高いので、これからまだまだ2人にとっては大変になりそうですが、画数がたくさんある方が面白い、と言っています。 今週は英語交じりの日本語がクラスの中を飛び交っていました。 先週までは個別の時間を多めにし、徹底的に日本語の音、文字、読み、意味などを丁寧に時間を割いて指導をしてきましたが、今週からはクラスに混じって、なるべくなんでも一緒に参加、発表も、挨拶も、お友達へのお手紙も、新聞も、ポスターも…です。 新聞、ポスターなどは他の生徒さんよりはるかに書いてある文字は少ないですが、それでも、見た目は一緒に飾ってあっても、それなりにクラスメートと一緒に並んであっても見ることができます。書く練習は宿題も含めてかなりしてきたので、二人とも文字は綺麗ですね。ですので、こういうポスターや新聞にした時に、他の日本の生徒さんの作品と並んでも、ひらがなが多い、文字が少ない、と言うことはあっても、文字が汚い、読めない、低学年のような時ではなく、学年相当の文字の形になっています。 また、書くことも早くなってきたので、ひらがなでドンドンと振り仮名を振ることが出来るようになり、ひとまずほっ… 私の指導は1学期までが基本なので、何とかそれまでに最低限、これから自分で授業についていくための基礎の基礎を少し身につけてくれたと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 16, 2005 10:26:40 PM
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