今日は英語のレッスン
春休み中で用事があるため今週だけはレッスン日を変更しての指導です。今日のレッスンもいつもと変わりませんが、今日は○○を練習してきたの!と生徒さんが報告してくれます。でも、これはあんまり出来なかったから…と自信の無いものも…まぁ、かなりの宿題量なので全部をすることが理想ですが、それでも少しでも頑張って上手になっていればまずはよし、と言う事なので、自分が上手になった部分をちゃんと見てからレッスンに入ります。宿題はいろいろな事情で出来たり出来なかったり、特に休み中はお出かけが多くなるのでしょうから、予定通り進まない事もあります。やってこなければダメだ、と言うわけではなく、やりたかったけど出来なかったからなぁ~、次は出来るだけ頑張りたい、と思ってくれればそれで十分です。たまに出した宿題を全部頑張ってくるときもありますが、そのときは本人は大満足そうに宿題を出してくれます。半分、または一部、時には諸事情で全く出来なくても次は1枚でも頑張ってくる!と思ってくれれば大丈夫です。それでも自分で前回より1つでも多くことばが読めるとわかるとやはり嬉しいのだと思います。実は今日は、宿題にしていた本読みがほぼ完璧に読めるようになってきたので(もちろん現段階では文字を読むというよりは丸暗記に近いです。それに読む量もたいした量ではありません)一人ずつ発表してもらい、みんな上手に読めたので新しい本へ進みます。今回の本はone,twoという文字が出てきます。O(オー)なのに、ワンって読むの?と一人の生徒が不思議そうに聞きます。不思議に思うと言う事はアルファベットの読み方と単語としての読み方が違う、と言う事に気づいている事で、しかもえぇ~これはワンなんだ…と新しい読み方にビックリしていました。もちろん数字は1~10までなら英語でちゃんといえます。いまはそれ以上の数字も少しずつ練習をしていますが、まだ覚えるところまで入っていません。ですがoneと言う文字を見て、不思議、と感じ、次は自分でワンと英語で読めるように気をつけているところをみると、その子なりに集中力が上がってきているのだなと感じます。また、この本の中にはfriendと言う知っている言葉が出てきました。この生徒さん、はじめはわからないよぉ~と繰り返していましたが、それはまだちゃんと文字に集中していないから、ゲーム感覚でプレッシャーにならないように、上手くこの生徒さんに、大丈夫、よぉーく見て御覧~、さっきなんかこれと同じことばが(カードで単語をチェックした直後です)…と声を書けると、しばらく本人、この本を見ながら文字をじっと見ています。そして、あっ、これってもしかしたら…フレンド?と半分自信なさげですが、見事大正解!そこにある絵ではなく、文字で自分が読めたことにさらにビックリしたようです。そして文。まだ知らない単語もあるのでそこはちゃんと説明し、サポートをしますが、絵の意味がちゃんと文の内容と一致している事、その文の内容が自分で読めわかったと言う事が、さらに自信に繋がっているようです。まだまだ、どんどんとことばを出す、と言う段階ではありませんが、生徒自身の中で、少しずつ自分で読める、自分で理解できる、ただテキストに絵があって、それが…というのではなく、自分で理解し楽しむ、と言うのがわかってきたようです。私との英語のレッスンはいつもたくさん勉強して声を出して大変、と言いますが、宿題も決して嫌だとは言いません。2年生になっても、英語やるの?と聞かれてしまいました(^_^;)もう英語嫌なの?大変?と聞いたところ、凄く楽しいからずっとやりたいんだけど2年生になってもやっていいのかな?と心配そうな顔でこちらを見ています。もちろん、ずっとやっていいんだよ。と答えます。とてもほっとした顔をして、じゃ、これとかこれ読めるようになるかな、わかるようになるかな?と質問が。おっ、こんなにやる気があるんなら大丈夫。それに、学習は一見ゆっくりペースのお子さんですが一度覚えるとしっかりと定着するタイプ。と言う事はお子さんのペースで確実に進めば逆に他の生徒さんよりも理解が深まり、結局進度が進んでいくタイプです。独特のペースがあるため、普通のお子さんのペースで進めてしまうとせっかくの持ち味が半減してしまう可能性がありますが、このお子さんのペースをちゃんと考えてすすめれば、ある到達点を過ぎると理解が深い分、先への学習がスムーズになるのではないかと考えられます。今年度は2年生、国語の力もついてきてますます英語の力も伸びていく可能性があります。楽しみですね!