猿復讐伝 本編
ある惑星に<神叛>という巨大な都がありそこを首都としている<国猿>という国がありました地球の表面積を2倍した大きさもある首都であり交通や店舗は群を抜く発展をしてきました非戦争論を持った若者たちの出現によって急速に統一王朝としての基盤ができあがり法は整備されていきました通称「八尚」(中務、式部、治部、民部、兵部、刑部、大蔵、宮内)を置き帝王学を基礎にした「公皇訓考」を国教書として公布1000年の歳月をかけ国民全てに浸透させることに成功ここには、時代を象徴する。遺跡博物館がありました西暦1年、猿帝崩御これに伴い、家督は猿帝の子3000人から後継者を選抜しようと家臣たちが動き出しある者は直系(正妻の子)を推し、ある者は長子を推し、ある者は末子を推しという具合に、意見が食い違いを見せ始めついには戦争することになりました歴史は繰り返すと言われるように過去にも同じ事がありましたこの後、国猿が弱体化したのは言うまでもありませんかつて、そこには、異種同盟と呼ばれる組織がありました見た目が人類になれれば加入権を認めるものであり強制的ではありませんでしたこの時の同盟の首長が国猿の重要な位置を占めているわけです