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テーマ:クリスチャン・ライフ(753)
カテゴリ:お勧めのCD&本、etc...
こんにちは~ 今日も朝から寒かったですね~。 とっても天気は良かったんですが、風がとっても冷たかったです。。。 まだ後数日、こんな天気が続くみたい。 体調には気を付けなくっちゃですね
さてさて、日曜日は午後から教会で「エレミヤ」っていう映画を見ました。 この映画、いろんなことを考えさせられました。
エレミヤは旧約聖書のエレミヤ書の著者。 彼は「涙の預言者」って言われる程に最悪の状況で預言をした人です。
エレミヤが預言をした場所はエルサレムがあるユダという王国。南イスラエルです。 そこで彼がまだまだ若かった頃に神様から「預言するように」と命じられました。 最初「まだ若いから」って言って断ったんですが、それでも神様は彼の唇に触れられ、エレミヤに必要な言葉を授けました。
彼が預言した時代背景ですが、ユダ王国は最悪の状態。国は堕落しきっていて、神殿はあるのですが、偶像礼拝をしたり、姦淫が横行したり、盗みや殺人などもありました。 また国自体も不安定で、エジプトと同盟状態でかろうじて国として維持出来ているような状態でした。 敵国バビロンからはいつも脅威にさらされていて、いつバビロン軍によって責められてもおかしくない状態でした。 でもユダ王国はエジプトと同盟国だから大丈夫だと信じていました。
しかし神様の計画は逆で、バビロン軍を使ってユダ王国を滅ぼそうとしていました。 それは意地悪で潰すんじゃなくて、余りにもこの国が堕落しきって、神様を無視して自分勝手に生活し、その中身たるや乱れきっている状態だったので、一度潰し、再び御自身の方法によって建て直すという計画だったのです。 ただしユダ王国が心から悔い改めて、神様の前に立ち返るならば、滅びることはない。 そしてバビロンに降伏することだと伝えました。
エレミヤにそれを当時の王様であるゼデキヤ王に伝えるように神様は命じたのです。 エレミヤはゼデキヤ王に、そして民に伝えました。 しかしそれを聞いた王や周りにいた人たちは怒りに燃えました。 そして違う預言者たちが出てきて、「『ユダ王国は永遠に滅ぼされない。エジプトが守るから大丈夫だ。心配することはない』と主は仰せられる」と王に言いました。 王もエレミヤ以外の王を信じると言ったのです。
エレミヤはその結果、牢屋に何度も入れられたり、泥だらけの洞穴に入れられたりして、さんざん苦しめられました。 それでも彼は預言することを止めず、王に、そして民に悔い改めて神様に立ち返るよう命じました。
エレミヤが王に言った言葉がとっても印象的でした。 王はいつも民や同盟国エジプトの事ばかり気にして、その顔色をいつもいつも伺っていました。 その結果偶像を作ることを許可し、偶像礼拝が当たり前の状態となり、姦淫も日常茶飯事、国全体が乱れてしまいました。 王はエジプトによって守られているとはいえ、実はバビロンがもの凄く怖く、自分が彼らに殺されるのではないかという恐れに満たされていました。 エレミヤはそのゼデキヤ王にこう言ったのです。「周りの民やエジプトやバビロンを見るのではなく、真の神様だけを見なさい」って。
ほんとそうですよね。神様は真実なお方。このお方ほど頼りになるお方はないです。 ところが人を恐れちゃったり、周りの影響を恐れて、人の意見とか目を気にして、周りの状況に合わせちゃうんですよね。
そしてエレミヤの預言通り、バビロンが責めて来たのです! その最中、エレミヤはこんな預言をしました。
わたしのしもべヤコブよ。恐れるな。 イスラエルよ。おののくない。 見よ。わたしが、あなたを遠くから、あなたの子孫を補囚の地から、救うからだ。 ヤコブは帰って来て、平穏に安らかに生き、おびえさせる者はだれもいない。 わたしのしもべヤコブよ。恐れるな。 ー主の御告げー わたしがあなたとともにいるからだ。 わたしは、あなたを追いやった先のすべての国々を滅ぼし尽くすからだ。 わたしはあなたを滅ぼし尽くさない。 公儀によって、あなたを懲らしめ、あなたを罰せずにおくことは決してないが。 (エレミヤ書47章27~28節)
これが神様のご計画なんですね。 神様の方法を見るとき、その時はわからなくても、神様はいつも最善を尽くされているんだなって思わされます。 そしてこれが神様の愛なんだなって思いました。
結局ユダ王国は滅び、エルサレムの神殿は見事に滅び、民は補囚としてバビロンに連れて行かれました。 エルサレムはかつての荘厳さはみじんもなく、全くの焼け野原となりました。 ところがエレミヤはそういう中で助かったんです。 その時牢に入れられていたんですが、バビロン軍が助け、自由の身となったのです。 まさに自分の預言通りとなりましたね。
最後、エレミヤが焼け野原のエルサレムを見て、こんなことを言いました。 「ここに再び神殿が再建する。そして人々の心にも造られる」
映画を見終わって、暫くみんなで感想を話しました。 みんなの一致した感想は、神様を第一とすることです。 預言者の難しさということも話に出ましたね。 エレミヤ書をこの機会、もう一度読んでみようっていう人もいました。
神様の前に自分はどうだろうって思わされます。 神様は常に変わらず愛に満ちておられるお方。 そして映画の最後のシーンのセリフ、「人々の心の中にも造られる」 まさに今、イエス様が十字架にかかられたことによって、神様との関係が回復し、ぼくたちの内側には神殿が出来ています。 聖書は私たちの体が神殿だって掻いてありますね。 その私たちの内にはイエス様がおられます。 このお方との関係をもっともっと深めていきたいなって思わされました。 そして神様にいつも信頼する者でありたいですね。 神様の愛の中にいつも留まっていたいです。
このエレミヤ、ま、映画なので若干着色がありましたが、この映画を通して多くのことを教えられました。 神様の愛、私たちは時に「何で???」って思わされる事、ありますよね。 映画でもユダの王の側近たちが「神様が特別に選び愛されているこの国を御自身が滅ぼすなど絶対にありえない。だからエレミヤは偽預言者だ!」って言って、心を頑なにして反発しました。 これと同じような状況ってありますね。 でも神様は私たちを本当に深く愛されているから、時にそういう状況に置かれ、造り直そうとされているんだなって、今回教えられました。 ここに神様の愛があるんですね☆
そんなことを今回教えられました☆ エレミヤ、内側の深い部分で考えさせられた映画です(^o^) ただ残念なことに、このビデオ、もう絶品だそうです。 う~~~ん。。。 やっぱり聖書はいいですね☆
ではでは
=================================== ※いつもありがとうございます。 まぐまぐ! メルマ! めろんぱん カプライト またお友達や教会の方にも紹介してくださるととってもうれしいです。 どうぞよろしくお願いします<(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月20日 07時58分50秒
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