テーマ:社交ダンス(8677)
カテゴリ:アニメのはなし
中華統一を目指す秦国の若き王セイのもとで、飛信隊(ひしんたい)隊長のシンは、ついに五千人将になりました。
彼のいいところは、いつも潔く、天下の大将軍になるという目標に真っ直ぐなところです。 隣国である趙国(ちょうこく)の国境にある拠点・黒羊丘(こくようきゅう)の攻略に向けて出陣します。 秦国には大将軍の芽のある武将がすでに何人か頭角を表してきていますが、中でも異色を放つ男が一人いました。 桓騎(かんき)です。 山賊から成り上がった経歴を持ち、彼に付き従う兵たちはみんな彼のことを『おかしら』と呼んでいました。 桓騎は勝つためなら手段を選ばず『戦いの天才』と呼ばれていますが、罪のない村人たちからの略奪、拷問、虐殺などを当たり前のように部下たちに許していました。 まるで悪い山賊そのものです。 なぜ桓騎が総大将に抜擢されたかというと、黒羊丘一帯が樹海に囲まれた戦場だったからです。 彼の手下たちも、森での闘い方を知っていました。 黒羊丘では、桓騎を総大将としてその下に飛信隊がつくことになります。 桓騎とシンはソリが合わないんですが、上司と部下ですからね。 敵の趙軍総大将は、『沈黙の狩人』と言われる慶舎(けいしゃ)です。 天才軍師・李牧から信頼されている知将。 副将の紀彗(きすい)も民たちから慕われる離眼城の城主です。 頭脳戦になるので面白いことは間違いありませんが、外道の桓騎に侵略される趙国の方をむしろ応援したくなってしまいました。 戦いは必ずしも武力だけとは限りません。 外交交渉によって戦わずに勝つこともあるんですね。 秦の蔡沢(さいたく)の優れた外交手腕によって、趙国の東側にある斉(せい)国の王が秦王セイと会談することになります。 シーズン5の全13話のうちの12話までが黒羊丘の戦いでしたが、最後の一話でそれ以上の功績を上げた気がしましたね。 老外交官の命をかけた働きは見事なものでした。 <これまでの話> キングダム(第1、第2シリーズ) キングダム(第3シリーズ) キングダム(第4シリーズ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/05/30 05:58:25 PM
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