カテゴリ:読書
7月の読書メーター
読んだ本の数:8 読んだページ数:2829 ナイス数:224 サクラ秘密基地の感想 たまに朱川湊人の昭和テイストの作品を読みたくなります。こちらでの読友さんの記事をみて写真がテーマの作品集だったと気づきました。そういえば最近はアルバムなんて作らなくなりました。紙の写真をもらうこともほとんどありません。遺影も用意しなくてはならないかなとふと思いました。 読了日:07月03日 著者:朱川 湊人 オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)の感想 いじめ事件のニュースを聞くたびに学校は厄介だなぁと思う。女子中学生のヒリヒリしすぎる人間関係、とんちんかんな教師たち。読んでいて苦しくなるが、結末は明るくてよかった。 読了日:07月06日 著者:辻村 深月 水車小屋のネネの感想 新聞連載時に途中で投げ出してしまったのでリベンジ。ヨウムってこんなに賢いのかとびっくり。後半はドラマの勢いが失速した感じがしました。ネネの長生きには乾杯。 読了日:07月11日 著者:津村 記久子 詐欺師と詐欺師 (単行本)の感想 大どんでん返しのあるコンゲーム小説を期待して読みましたが、まったくの期待外れ。出だしは好調だっただけに残念でした。主人公は魅力的なんですが。 読了日:07月20日 著者:川瀬 七緒 ある行旅死亡人の物語の感想 彼女はなぜ大金を持ちながら貧しい生活をしていたのか?共にいた男性は誰だったのか?など謎は残ったまま解決しないのはすっきりしなかったが、誰だか分かっただけでも良かったと言うべきか。 読了日:07月21日 著者:武田 惇志,伊藤 亜衣 水の柩 (講談社文庫 み 63-2)の感想 大どんでん返しのあるスカッとしたミステリを期待して読みましたが、そういう感じではなくて、男子中学生が主人公の青春小説でした。物語の核心となる同級生に対しての主人公の恋愛感情はどうだったのかなというところが疑問に残りました。 読了日:07月24日 著者:道尾 秀介 木挽町のあだ討ちの感想 昨年のこのミス第6位。直木賞、山本周五郎賞受賞も伊達ではない。なぜ仇討の顛末より、市井の人々の生きざまが語られるのかという疑問にもすっきりと答えるラスト。その結末はなんとなく予想もついたが、読後感は心地よい。 読了日:07月25日 著者:永井 紗耶子 冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫)の感想 中学生の時の事件と高3の現在の事件が巧みにリンク。意外な真犯人。高校シリーズは終わり、次作は京都の大学シリーズになりそうな予感。怒涛の後半は一気読み。 読了日:07月29日 著者:米澤 穂信 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月05日 05時59分59秒
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