カテゴリ:アート
「ひとり民主主義にようこそ」というサブタイトルの展 覧会。この作者の手法は一人で行うゲリラ的な観客との のコミュニケーションによる作品作りであるらしいです。
実は、もう十年以上も昔、越後妻有の大地の芸術祭でこ の作家と出会ったことがあります。山の中の会場を歩い ていたら突然地面の中から顔を出してきて、びっくりし ました。穴の中にずっと潜っているなんて何とまぁ忍耐 強い方だなぁと思いました。それ以来、あちこちの芸術 祭で何度か作品を見かけています。 お客さんが参加できるワークショップ的な展示があった り、社会問題を提議する作品もあります。 いろいろな現代作家からインスピレーションを受けた作 品やオマージュの作品がたくさんありました。 ビュラン、モンドリアン、ポロックへの巨大オマージュ シリーズシリーズはなるほど大きく分かりやすい。 男子用便器を横に倒して、桃のジュースが流れ出る蛇口 をくっつけた作品はマルセル・デュシャンの泉へのオマ ージュとのこと。このジュースだけは飲みたくないって 感じました。 イヴ・クライン・スペシャルにはびっくり。そして大笑 い。おいおい、そこまでやるのかと呆れたのですが、実 は自分もこういうことをやってみたいと思ったことはあ ります。 この方、真面目なのかふざけているのかちょっと分から ないところも多いのですが、参加型イベントもあり、楽 しめました。(8/17) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月21日 16時24分37秒
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