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2008.04.08
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はいどーも!

外のPCを使っての更新。

まじこんな雨風にも負けずといいたくなるけど絶対言わないような天気の日に、

外出なきゃいけないというのは地獄でしかない。速瀬水月です。

暇というわけではないですが、合間を縫っての日記(もはや日記じゃないけど)更新。



かみぱに!のレビューをすると言ったまま更新せずに放置だったため、

それよりも面白いゲームを見つけたのでそっちをレビュー。

まぁ、見つけたといってももう軽く日にち経ってしまっているので、

一応新作の部類なんでしょうがちと遅れ気味。

でもそんなの関係ねぇという感じで自分の気に入ったソフトが久しぶりに来たので、

その報告も含め、皆さんにも是非プレイしてもらえたらと思いw

だが直截的なネタバレは一切していないので、そこらへんは安心してもらいたい。

あくまでプレイしようかどうしようか悩んでもらえるレベルに参考にしてもらえたらと思う。


そのソフトとは(まぁ、題名で大体というか全部分かるんだけどw)。





『Princess Frontier』


pf.JPG



メーカーは「AXL(アクセル)」(他ゲーム:恋する乙女と守護の盾 など)

2008年3月28日発売。

公式サイトにて体験版をダウンロード可能。

キャラクター詳細やストーリーなどは相変わらず公式サイトに飛んで見たほうが早いので、

そちら参照のこと。

無料冊子が公開されているので、それを見てみるのもいいかもしれない。




『シナリオ』

共通ルートが長めであり、選択肢も比較的多めに存在する。

セリフも聴きつつ、最初からプレイしていると初めてクリアしたときには、

かなりの時間が経っていたりするぐらいにシナリオは長め。

しかしPrincess Frontier(以下PF)は一度読み終えたシナリオは

一定の区切りごとにスキップできるようになっており、一度クリアすれば二度見る必要はない。


だがPFの最大の面白みは共通ルートにあると言ってもいいぐらいであり、

共通ルートのテンポの良さと会話の楽しさがかなりこの作品のクオリティをあげている。

単純に言ってテキストを読んでいて相当面白い。数分に1回は笑えるだろうw

メインキャラ、サブキャラ共に前に出てくる感じの演出なので、空気キャラが殆どいない。

よってお気に入りではないにしろ、嫌いになるような主要人物は出にくいと思われる。


特に素晴らしいのがサブキャラの会話レベルで、どいつもこいつもいい味出しているw

春原のようなキャラ「ジン」はもはや何も言うまい。プレイすれば彼の良さは確実に伝わる。

そのほかのサブキャラもメインたちと絡むことでいきなりクオリティを上げてくる。

とにかく会話が全体的に素晴らしすぎるので、是非1回目の共通ルートは飛ばさないで、

できるだけセリフもほぼ全部聴いてみることをオススメする。


会話が全体的に面白いのがこのゲームでの最大の特徴であり魅力であるが、

キャラ分岐に入ってからのヒロインと主人公を取り巻くラブラブ展開もなかなか面白い。

見ていてついニヤニヤしてしまうと思うが、決してそのとき自分の顔を鏡で見ないようにw(ぁ。

しかしラストの展開は人によって賛否両論あると思われる。

よく言えば平和な終わり方。

悪く言えば盛り上げ方が足りない。

といったところだろう。予期せぬ超展開を迎えてのEDが好きな方には拍子抜けするかもしれない。

Fate/Staynightや車輪の国 向日葵の少女などのEDを求めているなら厳しいが、

HOOKゲーム、D.C.シリーズ、マブラヴ(無印)などのEDで満足ならばPFも十分楽しめる。

つまりごく一般的な学園ゲーなどのようなEDが好みの人には十分満足できるレベル。

しかしシナリオ重視でゲームを主に評価する俺から見ても別段特に文句もなかったので、

まったく納得できないEDというわけではないことははっきりと言える。

あくまでこれは人それぞれなので、プレイして見ないことには分からないのだが(ぁ。


シナリオ部分は会話分、ギャグ分も含めて、

今のところ今年発売されているソフトの中ではトップレベルに君臨すると思われる。

とりあえず面白かった。その一言に尽きる。


なお、オススメのクリア順番は、

「ロコナ」→「ミント」→「レキ」or「アルエ」





『グラフィック』

絵師はAXLのソフトを今までプレイしてきた人ならばもうお馴染みの瀬之本久史氏。

キャラクターの絵は比較的美麗であり、背景もそこまで悪くない。

まぁ、ただ背景の数が少なめなので、ワンパターン化してしまっているところもある。

立ち絵やイベントCGなどはそれほど気になることもなかったので問題ないレベルだろう。

またファンには失礼だが、ある意味スタジオ・エゴ、あかべぇそふとつぅ同様、

いきなり入りづらい絵である可能性もあるのでプレイに躊躇することもあるかもしれないが、

プレイしているとぶっちゃけそんな気になることはないと思うので、

絵でゲームを選んでいるという人も是非一度プレイを試してもらいたいと思う。

おそらくプレイしている途中で会話に引き込まれてたぶん気にならなくなると思うからw(ぁ。


しかし立ち絵部分での顔アップには個人的には評価をあげたい。

セリフと含め、その顔のアップにはかなりGJとしか言いようが無いので、

大きな表現をするときには文字を大きくすることが多いという最近のゲーム環境を無視して、

キャラの方を前に持ってきてリアクションするというのはいい感じだった。

ageにあそこまでの画面演出のクオリティが無ければ、十分驚いていたことだろうw


絵に慣れ…というのも失礼かもしれないが、この絵で問題ないならば、

純粋にPFの世界を楽しむ事ができると思う。

CGの枚数は多めに用意されており、差分含めなければ約150枚ほどになる。

このゲームはシナリオを前に押して俺は友人に宣伝をすることにしているので、

絵をあまり前に押し出す事は無いが、別段悪くはないと思っているので、

この絵が好みの方には間違いなくPFを俺はオススメしているだろうw






『システム』『BGM』

システムも特に問題なく、必要な機能は比較的揃っているし、

何より個人的にはクイックセーブがノーウェイトなのが驚いた。

つまりクリックしても何も反応はしないのだが、ちゃんとセーブされているというもの。

確かにセーブされているかいないか確認されないので、不安になるかもしれないが、

一度ちゃんと出来ていることを確認したならば、こんな便利なものはないだろう。

セーブ可能領域総数も比較的問題ない程度に用意されているが、

実質このゲームで重要なセーブ箇所はキャラ分岐後であるので、そこまで使用しない。

ほとんどがクイックセーブで事足りるため、ノーウェイトクイックセーブは便利であろう。


BGMに関しては特に印象深いものという曲は無かったが、

平和な日常部分、ギャグ部分、シリアス部分などかなりはっきりと曲が区分されていたので、

曲だけで今がどういう空気、環境、状況なのか分かりやすいし、

プレイヤーの気分なども大いに変えることが出来ていたので問題ないと思われる。

あー…あえていうならタイトル画面でのじゃーじゃか♪じゃーじゃか♪というOPの曲の音。

あれを何回も聴いてたら曲のイントロだけは頭に残るかもしれない(ぁ。







『キャラクター』

ファンタジーの世界であるため、名前がみんな外国風というかなんというかな感じだが、

シナリオ評価で書いたとおり、みんながみんな前に出てきたがるので、

おそらくサブキャラ含めほぼ全員の名前を簡単に覚える事ができるだろう。

またシナリオで絶賛している会話などは全てキャラがいなければ成立しないもの。

なのでキャラが素晴らしくなければセリフがよくても意味無いので、

俺からすればキャラクターは誰もコレも素晴らしかったと思う。


小さな村が主な舞台というのがよかったのか、

登場キャラにそれぞれ決まった役割、分担みたいなものが決まっていたので、

似たようなキャラなどが一切いなく、個性が強かったのでそれが良かったのだと思う。

メインキャラは、姫様、警備兵、神官、商人。

サブキャラも、護衛、貴族、老人、村長、etc。

ほんとに被った設定が何一つない軍団で構成されているので、個人を認識しやすく、

キャラが印象に残りやすい感じになったのだと思われる。

またシナリオ評価で記載したとおり、いい性格しているキャラばかりなのと、

比較的重すぎないEDのおかげで全体的に和んだ空気を感じさせる。


なので、どのキャラが良かった?といわれると悩ませてくれる構成になっているが、

逆にどのキャラがウザかった?といわれても何気に応えにくい感じとなっているw







『総合評価』


ストーリー:★★★★★

グラフィック:★★★★☆

システム:★★★★☆

BGM:★★★★☆

キャラクター:★★★★★









今日の一言。(…一言?w)



PFはEDが1キャラにつき2つずつ用意されており、

片方がノーマルED。もう片方がトゥルーEDとなっている。

判定するのはED前にHシーンがあるかないかでわかるのだが、

あればトゥルー。なければノーマルとなる(ちなみにノーマルでも比較的ハッピーEDで終わる)。

最後の選択肢はどのキャラを攻略していようと”何かの決断”を迫られる選択肢で来る。

大体選択肢の内容でノーマルとトゥルーを判断することができるのだが、

一応ノーマルを見てからトゥルーを見るべきだと思うので、

下に反転文字だが選択肢を記載しておく(攻略サイトを見るというのももちろん手)。

なお「俺、ノーマルなんて見ないから」とか思っている人もいるかもだが、

ノーマルとトゥルーの両方を見ないとタイトル画面が完成しないので注意。


(↓反転)

アルエ

仲間と共に逃げる : ノーマル
他の方法を考える : トゥルー


ロコナ

本心を言えば、行って欲しくはない : ノーマル
いざとなったら、国も騎士も捨てて追いかけていく : トゥルー


レキ

どんな形になっても、俺はずっとレキの側にいたい : ノーマル
レキには、レキの成すべきことがあるはずだ : トゥルー


ミント

どんな道を選んでも、俺はミントの側で支えるよ : ノーマル
最後まで諦めないのが商人じゃなかったのか : トゥルー






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Last updated  2008.04.08 17:54:10
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