テーマ:音楽のクラブ活動(534)
カテゴリ:ブラームス弦楽六重奏
1楽章の再確認したい部分と2楽章全体をやりました。
前回の練習後、1stVnがスコアとパート譜を研究した結果、パート譜の演奏方法(弓順、強弱など)の指示の方が、より理にかなっているらしいことがわかりました。きっと、この曲を演奏してきた先人達の研究の成果が、そこには反映されているのではないでしょうか。 そういう視点でみると、1楽章の練習番号12からは、パート譜の指示に従うと、音量を出すのが厳しい1stVaのメロディーが楽に弾けるようで、その練習をしました。 また、練習番号3からの1stVn・Va・Vcのメロディーで、盛り上がった部分(例:1stVcの90・91小節目)でスラーを切るかどうかを検討しました。もともとVnが切ることを主張したのですが、Va的には問題はなさそうでしたが、Vcはスラーを主張(これは、楽器の構え方が違うことによるのかもしれません・・・)。結局、この場では結論は出ず、追々検討することとなりました。 果たして、Vnは“自由かつ己の信念を曲げない気風の私立チェロ学園”と和解できるのか、また、中立的立場のVaがどう動くのか、今後の動向から目が離せません。 2楽章は、フレーズごとに、mpでゆっくり弾くことで、縦の線や音程を丁寧に合わせました。1楽章と比べると、アンサンブルが複雑ではないので、さくさくと進めることができました。 この練習はとても効果的で、冒頭のメロディーの裏の、四分音符の重音など、難しいところがかなりすっきりとしました。また、重音で難しいところなど余裕のない部分は、ゆっくりやっても慌てて他の音が聞こえなくなるようで、自分が走りやすい部分も自覚できました。 最後に、30分ほど時間が余ったので、3・4楽章をひととおり通して終わりました。 3月の先生練で1・2楽章を中心に見ていただくので、次回もまた1・2楽章中心の練習です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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