テーマ:音楽のクラブ活動(534)
カテゴリ:JCバッハ五重奏
今回一緒にチェンバロを演奏してくださるチェンバロ奏者の師匠である、長久真実子先生に練習をみていただきました。今まで、チェンバロの代わりにピアノを使っての練習だったので、今日は初めてのチェンバロとの合わせでもありました。
最初に全部を通しました。チェンバロは、ピアノのときよりも全体が聴こえ易く、とても演奏しやすいという印象でした。 全体を通し終わると、最初に装飾音符についての指摘がありました。譜面にはモルデントがたくさん書かれていますが、モルデントだと違和感のある部分がたくさんあるとのこと。プラルトリラや普通のトリルにしてしまっても良いとのことでした。 次にテンポについてです。先生の感覚ではもう少し速い方がいいとのことでした。テンポ設定よりも大事なこととして、最初に通した演奏では、合わせに行っているというか、合わせる事に重点が置かれている感じなので、もっと個々が自由に活き活きと演奏した方が、お客さんも楽しめるのでは、と指摘していただきました。 合わせることよりも表現を重視して演奏してみると、若干テンポが上がりましたが、全体として活き活きとした感じになっていきました。 練習中、先生はチェンバロについて、「ここはもっと何かして!」とか「ここは2本で」とかいろいろとおっしゃっていました。通奏低音であるチェンバロは、楽譜に全てが書かれているわけではなく、自由に変えられるようです。細かいことは分かりませんでしたが、師匠と弟子とのやりとりは、とても仲がよさそうで、一瞬、漫才か? と思わせる部分もありました。 長久先生の練習はアグレッシブで、いろいろと自由に質問もでき、とても楽しい練習でした。 (Vn: T.Y. 記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 1, 2009 06:46:55 PM
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