テーマ:音楽のクラブ活動(534)
カテゴリ:木管四重奏
木管四重奏としての初めての練習でした。メンバー(編成)は決定していたのですが、ロッシーニの木管四重奏のソナタ6曲のうち、どれにするかの選曲会議でもありました。時間的に全曲試奏できないので、事前に1番と6番にターゲットを絞り、全曲楽譜を用意し会場に向かいました。
ロッシーニの木管四重奏曲は比較的有名で演奏機会も多いですが、オリジナルが弦楽四重奏曲であることは以外に知られていません。 1番はロッシーニが12歳当時の作品だそうです。(昔の作曲家は早熟ですね)また、編成も2本のバイオリンとチェロ、コントラバスというビオラの入らない珍しいものでした。(その後、通常の弦楽四重奏の編成にも編曲したようです)ただ近年、弦楽器の楽譜が発見されるまでは、F.ベル編曲の木管四重奏曲が演奏されるのが主流だったようです。木管版の1~6のうち6番だけは、木管四重奏オリジナル曲(弦楽版には別の6番があるということです)ということもあり、6番も捨てがたかったのですが、練習回数や各楽器の登場の度合いなどを考慮し、1番に決定しました。 この曲、弦楽版と調性が異なります。(弦:G-dur、管:F-dur)管楽器の特徴を生かすための編曲者の意図もあると思いますが、主旋律も少しずつ変えており、 2曲を聴き比べてみるのも面白いです。さあ、これから本格的な練習に入ります。乞うご期待。 (Fg: Ken) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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