テーマ:音楽のクラブ活動(534)
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ビオラ奏者が風邪でお休みだったので、4人で練習しました。
ほぼひと月ぶりの練習であり、しかも次回が先生練であったため、4つの楽章を一通りは弾き、ボリュームのある1楽章と4楽章に多く時間を割くこととしました。 1楽章 特に大変だったのは、第1ヴァイオリンのアルペジオ(25小節目など)の形でした。 第2回練習のブログにあるように、本来3拍目~4拍目前半までの1拍半の中で16分音符6個を入れるところを、1拍の中に収めようと試みるのですが、ゆっくり取り出して弾く分にはできても、みんなで合わせるとあわててしまい、6個の音がクリアに出せません・・・。 193小節目からは、この音形が他のパートにもちりばめられ、フーガ的な様相を呈します。 みんな大変なので、ゆっくりから練習しました。多少なじんできたように思いましたが、要練習です! この他、16小節目から始まるクラリネットによる第一主題の裏で、第1ヴァイオリンが4分音符で拍を刻みますが、そのアーティキュレーションを確認したり、再現部に戻るときのチェロの旋律をどう作るか検討しました。 4楽章 最終的には速いテンポでやりたいのですが、細かく難しいので、テンポを落として練習しました。 この楽章に限りませんが、クラリネット協奏曲のような曲なので、クラリネットのメロディーをどう作るか(クラリネット奏者がどう吹きたいか)確認しながら、それに合わせて伴奏の強弱や音の切り方を決めていきました。 157小節目からはクラリネットはしばしお休みで、弦4本が1楽章同様にフーガを奏でます。 本当はとってもかっこいい聴かせどころなのですが、ここに突入した途端、弦は総崩れ…。 フーガの終わりに辿り着いたところで止まり、みんな溜息をつき、そして、クラリネット奏者に陳謝(笑)。 ゆっくりのテンポから地道に練習しました。 そのあと続くシンコペーションはだいたいよさそうでしがた、途中の数小節がなんとも言えない奇妙なハーモニーになってしまったので、音程を確認しました。 4楽章の最後の最後は、クラリネットの超難関ポイントです(339小節目~)。 ここでは、弦はクラリネットを思いやって弾くことを再確認しました。 3楽章 Prestoの途中で、弦3本が4分音符で刻む上で、クラリネットとチェロが8分音符で分散和音を弾きます。 ここの縦の線を合わせるのが非常に大変です。 クラリネットとチェロがとても難しいので、慌ててしまい、刻みの4分より速くなりがちでした。 ここもゆっくり縦を合わせました。 2楽章 残り10分ぐらいだったため、一回通して終わりとなってしまいました。 スコアとパート譜の記譜がもともと異なるので、これまでの練習でもやってきてはいますが、全楽章通じて、所々強弱やスラーのかかり方を確認しました。 今日の練習でだいぶ曲に慣れたように思います。 次回の先生練前に、忘れずに、ヴィオラ奏者に必要なことを伝えないといけません。 (Vn:K.N.記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 12, 2011 01:09:55 AM
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