Ensemble Arpege
カテゴリ未分類22
運営63
広報42
演奏会21
木管五重奏30
ハイドン弦楽四重奏17
ボロディン弦楽四重奏17
クラリネット五重奏25
ホルン三重奏18
モーツァルト弦楽四重奏20
ブラームス弦楽六重奏23
アメリカ弦楽四重奏15
演奏感想1
ブラームス弦楽五重奏13
フルート四重奏17
「死と乙女」弦楽四重奏13
ベートーベン七重奏18
JCバッハ五重奏10
「狩」弦楽四重奏15
出張演奏3
チェンバロ協奏曲 & シャコンヌ13
ドヴォルザーク弦楽五重奏15
モーツァルト弦楽四重奏曲「春」4
木管四重奏3
メンデルスゾーン弦楽四重奏8
木4+ピアノ12
シューベルトピアノ五重奏9
モーツァルト/アイネク13
全30件 (30件中 1-30件目)
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「力を抜いてください!」「入りを合わせるブレスはダメで、ブレスは必ずフレーズで」「もっとエレガントにブレス!」今日は最終回の練習になりました。森先生のご指導で。今日もまた新たな発見がたくさんありました。6時に全員揃って練習を開始。まず、イベールから練習を始めました。「もっと力を抜いてください!」と何回も言われました。さらに、「もっとメリハリのある演奏にしましょう」とも言われました。細かいところに、色々先生からのアクセント、クレッシェンド等の調味料をいただきました。曲の最後の部分も、Accelerandoのやり方もずいぶん自然になってきました。すごい勉強になったのは、「休符は休まないで(気を緩まないで)そこも気持ちをクレッシェンドするんだ!」と言われました。確かにそこは大事!2楽章はメロディの流れ、息の流れを大事にした吹き方を教わりました。3楽章に入って、「うぅぅん、、硬いね!」と言われました。いろいろなところに、もっとふわっとした感じの音を出してくださいと言われました。クラリネットの旋律のところでは、細かいイントネーションを見てもらって大分良い感じになってきましたが、すべて言われた通りに処理するのにかなり至難の技です!次にファルカシュを見てもらいました。我々がカットしたリピートについて、「え、それは。。。??」とのコメント。テーマは必ずリピートをしましょう。体力がないという言い訳は通用しません。それは我々が力を入れすぎたので、もっと楽に吹きなさいと言われました。なので、演奏時間はおそらく1分ぐらい伸びるかもしれませんね。今日は緩徐楽章を中心に見てもらいました。「もっとエレガントにブレスをしてください!」と言われて、一瞬「???」とどう息を吸えば良いか戸惑いました。今日はたくさん高度の要求があってかなり勉強になりました。力を抜いて演奏することによって、かなり体力的に楽になりました。これを忘れずにあと5日間後の本番を迎えたいと思います。皆さん、頑張りましょう。(Cl: P.R.)
April 15, 2012
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本日、ホルン奏者がお仕事で欠席ということで、4人で練習することになりました。まず、イベールの一曲目を通して確認した後、返して最初からゆっくり部分的に練習しました。主に縦の線、アーティキュレーション、強弱のコントラストを確認しながら練習を進めました。最後のテンポをどのように加速していくかがまだはっきり決まっていませんが、本番まで決めたいと思います。二曲目は主にフルートとクラリネットのデュエットなので、crescendoとdim.の位置や、フルートとクラリネットの強弱を確認して、2-3回繰り返して練習しました。この曲は短いですが、本当に綺麗ですよね。三曲目は主にテンポの変化を確認しました。 3/8の部分は少し不安定でコアになるリズムを整理しながら練習しました。これで大分整理できた気がします。残り30分。。。ファルカッシュは殆ど通して終わりました。終曲はどれぐらい速くできるかを確認して目標テンポを四分音符=120に決めて宿題としました。次回はもう先生練で、良い練習ができるように難しいパッセージをさらってこないと。(Cl: P.R.)
March 24, 2012
木管メンバーの方でスタートが大分遅れていて、やっと、練習が開始できました。今回のオーボエとホルンは、新メンバーです。今日は朝9時から夕方5時まで集中コースで練習をしました。今日の目標は、「曲を通す」ことです。今回の曲は、ファルカシュの「17世紀の古いハンガリー舞曲」と、イベールの「3つの小品」です。まず、何となく皆さんの様子をみるために両方を通してみました。「おっ、意外、、通ったね?!」とびっくりしました。次に、メトロノーム先生のお力をお借りして、ゆっくり目のテンポで各曲を丁寧に練習しました。イベールでは共通のパーツをグルーピングして、一緒に音、テンポ、アーティキュレーションを整理して、主に縦の線を合わせました。イベールはテンポの変化がありますが、今回はとりあえず、一定のテンポで練習しました。ファルカシュは、イベールに比べて構造が単純で、和声、ハーモニーが意外に難しい。そういうこともあって、ファルカシュは結構音程の練習になっています。一日たっぷりこんなにアンサンブルをやったのは久しぶりでした。次回は土曜日でまた楽しみです。(Cl: P.R.)
March 20, 2012
いよいよ本番1週間前、本日はホール練習です。ここで、最終的な音のバランスを確認します。 木管五重奏の場合、管によって性質が異なるため、ホールでのバランス確認はとても重要です。ホルンはベルが後ろ向きになっているので、どこに音を反射させるか壁探し。ファゴットは筒が上に向いているので、ステージ上と客席に聴こえるギャップを計算。フルートは音が響きすぎて生音が聴こえづらく、音の長さ・タンギングの調整に苦しむ。オーボエとクラリネットは、、、まぁ問題ないでしょう。※ちなみに、ファゴット奏者、ホルン奏者、クラリネット奏者は楽器を新調(アップグレード)!ホールの響きを堪能するお三方です。 会場となる府中の森ウィーンホールならではですが、まるでお風呂の中で吹いている状態は、戸惑います。さらに、客席に人が入った状態だと響きが変わってきますので、最後まで柔軟な姿勢で演奏していくことが大切です。 今回の演奏会のための練習回数は、全部で7回。正直、練習回数が足りなくて、まだまだ研究が必要という状態ではありますが、限りある時間の中で精一杯練習したのではないかと思います。ここまで一緒にアンサンブルをしてきたメンバーに感謝!本番は、愛情をもって、支え、支えられ、いい音楽を表現できたらと思います。あぁ、じ~んときた。酸欠で死にそうになったのもいい思い出です。 演奏するアメリカ木管五重奏版は、以前にも触れていますが、モラゲス木管五重奏のオーボエ奏者であるワルターさんの編曲のものです。私たちは、モラゲスに敬意を表して「モラゲス風スタイル」で演奏することに!アメリカの譜面の表紙にある黒シャツメンバーの写真をみて、「これで行こう!」と決めました。せめて見た目だけでも、という実に単純な考え。(←おばか?)モラゲス風スタイル?↓オーボエ奏者;「やはり詰め襟じゃないとまずいスか?」「シャツは(ズボンから)出してもいいスか?」と真剣に確認。誰かが「並び方もこのスタイルで行きましょう」と、言い出したり、、最後までふざけた内容ではありますが、これでアメリカ木管五重奏の練習日記は終了です。それでは、本番がんばります!K.I(FL)
May 18, 2008
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さて、本日は先生練の復習です。■3楽章からフレーズの感じ方、アクセントの感じ方、、どうやら皆さん先生のアドバイスを覚えています。さらに、ダイナミクスレンジを広げるため、音量の調整を行いました。■2楽章旋律の歌い方、伴奏の音色、改善されています。伴奏パートの各管の音量の調節や、リズムの感じ方、また、流れが停滞しないように、拍の頭の発音を注意していきました。■4楽章この楽章は時間がなくて先生に見ていただけませんでした。他の楽章で注意された、フレーズやリズムパートの音形、掛け合いなど注意しながら練習しました。■1楽章有名な16分音符の出だしの部分。フルートから始まり、途中でクラリネットが便乗。途中でクラとオーボエが交代。オーボエ奏者:「なんで途中で交代するんだ!ずっとクラが吹けばいいのに!」と、怒り狂う少しこぼす。長い連続した16分音符は、拍を感じることと、旋律を聴くことで合わせましょう。***********全体を通して各自多かった発言。「そこは音量を抑えて!」いろんな要素が存在し、また、どの要素も重要。重要だと思うから、「聞かさなきゃ」と吹いてしまう。各自その調子だと、なんだかゴチャゴチャした、捉えどころのない音楽になってしまう。こういう時こそ、最も活かさなければならないパートを理解しなければならない。決して、重要パートを飛び越えないように。また、音量的に抑えた方が、結果、聴こえてきたりもする。和声も聴こえてくる。アンサンブルは譲り合いの精神が重要。そういえば、私の師匠(Fl)が言っていた、「アマチュアの人で、小さい音で表現できる人は少ない」と。大きな音を出せるのはインパクトがあるしとても魅力的であるが、小さい音でも表現できることも重要だしとても難しい。アンサンブルをやっていると、小さい音の表現が必要な場面が多い。細い音、柔らかい音、空気または他のパートに同化する音、場面によって、要求される小さい音は様々であるが、それを巧みに使い分けることができたら、木管五重奏ならではの色彩豊かな和声が聴こえてくることだろう。今回はギャグなしです。K.I(FL)
April 27, 2008
前回に引き続き、本日もObの森先生に見ていただきました。今回は、残りの2,3,4楽章の予定。やばい状態の楽章から見てもらいましょう。ということで、3楽章から。■3楽章先生曰く、まじめに拍に合わせようとしすぎて、全体的に重く、遊び心がないように聴こえる。とのこと。この楽章は、3/4拍子のMolto vivace 。2拍目アクセントのパターンが多く、下手すると1拍目がアウフタクトと錯覚してしまいがち。油断すると拍がくずれてしまうので、ガチガチになってしまっていたらしい。ということで、以下についてアドバイスを頂きました。・3/4拍子を1拍子に感じましょう。・フレーズは2小節ごと、または4小節ごとに雰囲気を変えましょう。・細かく動くリズムパートはコンパクトに。それによって、リズムに遊び心が出てきます。・この曲は踊りたくなるはずだ!さて、今回の『心に残るで賞』アドバイスは、、アクセントは作業ではない!スキンシップでアクセントを感じよう!2拍目アクセントのパターンが多いことは触れました。そのアクセントの時、互いにどう意識するか。レガートなフレーズの時には、 ⇒相手に肘で、「この~」と突く感じで。元気のいいフレーズの時には、 ⇒アメリカ人のように、ハイタッチ!「へ~イ!」大らかに盛り上がるところでは、 ⇒ビールで乾杯!ジョキで「カチ~ン!」(ホルン奏者とクラリネット奏者は、これでかなりじゃれ合ってました。こらこら、はしゃぎすぎ!)互いに触れ合う意識で、遊び心ある、アクセントの出来上がり!これぞアンサンブルって感じです。今度から、木5メンバーの挨拶はハイタッチにしようと思う。■次にやばいのが2楽章この楽章は、6/8拍子、Lent d-moll。短調だけれども、音は明るく伸びやかに。伴奏パートは、以下の3パターンの組み合わせが多い。・8分音符のベースの刻み・16分音符のアルペジオ・シンコペーションの刻みこれらが旋律の下で延々と刻まれる。この時、赤ちゃんをだっこしてやさしく揺らすようなイメージで。(深刻な音だと、赤ちゃんは不安がります)この伴奏により、冒頭のObの旋律、その後に続くFgの旋律がよりやわらかい表情を出すことができます。2楽章の旋律はとても美しい。その旋律を、手を変え品を変え、いろんなパターンで演奏します。中でも先生の説明で面白かったこと。FlとOb、「出会い、そして別れ」のシチュエーション。FlとObが3度でハモる美しい旋律。しかし、ある時別れを決意し、それぞれの道を歩むのでした。↓あぁ、ドラマがあります。2楽章を終えたところで時間切れ。残念なことに、4楽章を見ていただくことはできませんでした。しかし、教えていただいたことを応用して、自分たちなりの4楽章を作り上げましょう!森先生、ありがとうございました!*-*-*-*-*-*-*-*予定では、ピツィカートについて書こうかと思っていましたが。2楽章の終わりに出てくる、「arco」「pizz」の奏法をどう区別するか、多少の論議がありまして。スタッカートで吹くべきか、それとも、舌ではじいた感じを出すか。しかしどれをとっても、弦楽器のように、弦をはじいた後にヴゥィ~ンと音が残りません。結果的に、音の長さと緊張感を持たせることで、区別しようということになりました。弦楽器は奥が深い。しかしそれにとらわれずに管楽器ならではの表現を追及していきましょう!K.I(FL)
April 19, 2008
どうも!アメリカ木5合唱団です。本日は、オーボエ奏者の森先生に歌のレッスンをして頂きました。というのは、冗談で。(ドテッ)呼吸・息のスピード・発音・響き・フレーズの渡し方などを、楽器を吹かずに口で歌うことで意識改善を行う指導内容です。口で歌った時の、顔の向きは?腹部の状態は?楽器を持ったとき、状態が変わってしまっていないか?要は、楽器という媒体がある場合でも、いかに自然にリラックスして演奏できるかなのです。今回は1楽章を重点的に見ていただきましたが、この歌の指導による『Before⇒After』は如何に!?◆ミュージカル「タラララ・ラ~ンラ・ラン!」オーボエとフルートの掛け合いについて。私たちはミュージカルのように、身振り手振り交えながら歌いました。スッ(息を吸う)「タラララ・ラ~ンラ・ラン!」(手を振り上げながら)まるで、「タララ・・」と会話をしているように。なんということでしょう。今までは、ただ交互に吹いていただけだったのが、一つの音楽に聴こえてきます。◆浮かび上がるファゴット他のパートが音符を刻んでいる中でのファゴットの旋律について。体をリラックスして「あー」と発声。もっともやわらかく声が伸びる感覚をつかむ。なんということでしょう。今までは、音量を出しても聴こえづらかった旋律が、音量関係なく、浮かび上がって聴こえてきました。リードの振動もあまり聞こえません。◆犬になったフルート4分音符のアクセントの奏法について。大きな声を出した時の体の状態をつかむために、「ワン!ワン!ワン!ワン!」と犬のように吠えました。この息の状態・腹部の状態と同じように、楽器で吹いてみました。すると、なんということでしょう。今まで、ふわっとした感じだったのが、エネルギッシュなアクセントに変わりました。匠の技が光ります。その他、冒頭の16分音符の意識の仕方、フレーズを伸びやかに歌う奏法、リズムパートの奏法、リタルダンドの位置、などなど、たくさんのアドバイスを頂きました。最後の5分間、3楽章の冒頭だけ見ていただき時間切れ。大変、意義のある時間でした。森先生、ありがとうございました。次回の練習は約1ヵ月後で、2回目の先生練です。残りの2,3,4楽章を見ていただく予定です。*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*今回は『アメリカ(木管五重奏編曲)』コラムはお休みです。筆者な気まぐれによるものなので。。。K.I(FL)
March 22, 2008
本日は、Obが体調不良でお休み。4本での練習となりました。次は先生練で1楽章と3楽章を見ていただく予定なので、その楽章を主に練習しました。さて、第3回目の練習内容■3楽章テンポを落としてメトロノームで合わせる。8小節ごとのフレーズがほとんどですが、次のフレーズの頭が遅れがちです。原因は、・前のフレーズの後半で遅くなる。・次のフレーズの1拍目の反応が遅い。とにかく体に覚えさせようと、同じ箇所を繰り返し練習。そして、リズムの掛け合いが曖昧。ほとんどのリズムが八分音符の組み合わせなので、1拍目から入るリズムのパートと2拍目からのパートが正確に組み合わさるように意識する。大抵は、2拍目から入るパートが遅れがち。それを正確な位置に修正すると、まるでこだまのように響いてきます。この感覚を忘れないようにしましょう。実はこの3楽章、オリジナルの弦楽四重奏より短い。オリジナルにはコーダらしきものがあるが、木管五重奏編にはない。■2楽章・4楽章通しただけ。■1楽章旋律と、リズムパートのコントラストをつけるため、旋律のレガートを活かすように、リズムは音を硬めに演奏してみました。molto rit. → in tempo が随所に出てくるので、イメージを統一する作業をしました。ということで、時間切れ。ふぅ。やればやるほど、難しいと感じてしまいます。思えば、選曲会議の時にはじめてアメリカを演奏したときは楽しかった。何も知らなかった、あの頃が懐かしい(←遠い目)■録音を聴いてみて気になった点・音が溶け合っていない。5種類の異なる音質を持つ楽器ではあるが、編曲はそれを活かしたものにしている。ところが、楽器が入れ替わる度にボコボコしてしまっている。傾向としては、リード楽器に対してのフルートとホルン。リード楽器は割りと音がダーク(Obは明るいが)で締まって輪郭がはっきり聴こえるが、それに比べてフルートとホルンは、明るく開放的。この特徴を理解した上で、もっと芯のある音を出さないと浮いて聴こえます。・ファゴットの旋律が埋もれてしまっているファゴットの高音部の旋律の箇所は、他の楽器は1~2段階音量を落とす必要がありそう。ちなみに、低音のリズムは良く聴こえる。・音程やリズムの乱れが目立ちやすい弦楽四重奏のスコアを見て気づいたのが、もともと一つの楽器で一つのフレーズを演奏するところを二つの管を組み合わせたりしている。だから、ちょっとでも音程やリズムが乱れると目立ちます。問題山積みです。*-*-*-*-*-*-*-*さて、連載『アメリカ(木管五重奏編曲)』コラム(←いつまで続く?)「オールマイティなClの定めか?なんでもやりまっせ!」アメリカでのクラリネットは忙しい。散々細かいパッセージを吹かされる合間に、2ndVnのオブリガードが急に出てきたり、また、1stVnの旋律があったり。 ◆ネットで、面白い記事を発見------ モラゲス木管五重奏団のパスカル・モラゲス(Cl)さんとデビッド・ワルター(Ob)さんのクインテット談義です。※ワルターさんは、今回使用するアメリカ木管五重奏編曲をした人です。 ワルター:「クインテットで演奏したときの音のイメージが、おのずと私の頭に浮かんでくるんですよ(笑)。ええ、弦楽四重奏の譜面 を見たときに‥‥。音出しをしてみて、細かいところを手直しすることはもちろんですが。」 ↑さすがですね。だから、オリジナルの弦楽四重奏と比較してかなりシャッフルされているんですね。そういえば、ファゴット奏者が「Vnパートの音を見つけた!」といってました。 ワルター:「パスカルは何でも吹けてしまうので、「これは難しい」と思ったパッセージは、クラリネットに担当させれば大丈夫なんです(笑)。 」モラゲス:「‥‥(苦笑)。」 ↑これです。パスカルさんがすごいというのもありますが、オールマイティなクラの定めとも言える。--------------------------------クラリネットは、音域が広い。さらに、どの音域でも強弱のニュアンスをつけられる楽器です。ちょっと、各管の音域比較をしてみました。 ※ClはB♭管クラリネットそう言えば、フルートの低音域とのコラボが多い。(今、気づきました)前回演奏した、ミヨー「ルネ王の暖炉」でもコラボしました。ホルンやオーボエは大変だけど、クラリネットは弱く吹くぶんにはまったく問題ない楽器だからでしょうね。ということで、いろんなところで起用される楽器。大変だけど、がんばれクラさん!次回、「どうする?魅惑のピツィカート!?」をお楽しみに!(クドイようですが、未定です) K.I(FL)
March 9, 2008
本日は、2回目の練習。前回、テンポを落としメトロノームに合わせる練習で、この曲の難しさを痛感した次第。「けっこう大変そうだぞ」と、お気楽前向きな木5隊は、気持ち新たに取り組むのでした。 ■メトロノーム今日もメトロノーム練習ですが、通常、管楽器の音と混ざってしまい聞き取れないので、秘密兵器のPC用スピーカーを用意。メトロノームの音が聞こえたり聞こえなかったりすると、いつのまにかメトロノームと追いかけっこ状態になり、テンポを安定させるという目的が果たせなくなるどころか悪化する可能性があります。威力は絶大です。バッチリ聞こえる!(スピーカーを持ってきたクラさんは、練習後、そのスピーカーを持って結婚式に出かけたのでした) ■1楽章事前に交通整理が必要と思われる箇所をピックアップしてきたので、そこを重点的に練習しました。対象となる小節、パートを書き出したメモを確認したところ、ある問題が浮上。ホルン奏者「ホルン少ないですね。。。」他「あ・・・」実は、低音部の細かいパッセージはほとんどファゴットにお任せなので、ホルンは『縁の下の力持ち』なのです。音域も『縁の下』という。まぁ、後で触れることとしましょう。1楽章のややこしいのは・似て非なる数パターンの旋律の掛け合い・似て非なる数パターンの伴奏リズムこれらを整理すれば形になりそうですが、イメージと奏法がまとまるのは時間がかかりそうです。■2楽章・4楽章時間がなくなったので、勢いで通しただけで終わりました。ますます壁にぶつかった感じです。木5隊の頭に一瞬不安がよぎったのは言うまでもありません。さぁ、どうなるか!?*-*-*-*-*-*-*-* さて、シリーズ化した、『アメリカ(木管五重奏編曲)』コラム。(←うそ)今回は「ファゴットおいしすぎ♪ホルン低すぎ!」です。 チョット前に、あるプロの弦楽四重奏の方と『アメリカ』を木5編で演奏するという話をしたところ、「そんなのあるんだーー、冒頭のビオラはどのパートがやるの?」「ファゴットです」「じゃぁ、2楽章のチェロは?」「ファゴットです」「へぇぇ、面白そうだね」「とにかく、チェロとビオラのソロ部分はファゴットです」 木管五重奏の場合、中低音部分はファゴットとホルンがガッキリ固める。リズム、ハーモニーはこの二人が基礎を作ってくれると言っていい。『アメリカ』では、ビオラ、チェロパートをランダムに担当するのだが、ファゴットがビオラパートを演奏するとき、当然チェロバートがホルンに回される。ヘ音はホルンとしては低い音域だ。1楽章冒頭「低いよぅ、低いよぅ」と呻き声が、、がんばれ、ホルン!負けるな、ホルン!! 次回、「オールマイティなClの定めか?なんでもやりまっせ!」を、お楽しみに!(でも未定)
February 16, 2008
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演奏会に向けて、木5の練習は7回の予定。練習計画は以下の通りです。1回目:メトロノームを使ってゆっくりで良いので曲に慣れましょう2回目:メトロノームを使ってリズム、テンポ正確に3回目:自分たちなりに解釈しましょう4回目:先生練5回目:先生練6回目:先生練復習7回目:仕上げそれでは、本日第1回目の練習です。テンポを落とし、メトロノームに合わせて全楽章通しました。テンポについて、Weak pointを洗い出しました。・遅れがちな旋律・刻み伴奏の不安定箇所・掛け合いが遅れるこの問題が顕著に現れるのは、1楽章と4楽章。2小節ごと、また、4小節ごとに緩急があるので、雰囲気に惑わされるようです。どの曲でも当てはまることですが、フレーズ大きくとらえ、中だるみしないことが重要です。『体内テンポ』の修正はまだ続くであろう。。。その他、かなり音程が気になります。伴奏パートが3~4本同じ音形で動くので、音程が目立つこと目立つこと。今後、さらにテンポを落とてハーモニーを確認していく必要があります。今日は全楽章を通すだけで時間切れ。曲の難しさを感じた日でありました。*-*-*-*-*-*-*-*さて、この曲、弦楽四重奏を木管五重奏に編曲したものですが、4人で弾く曲を5人で演奏するって、どういうこと?と思われるのでは。管楽器は重音ができないので、プラス一人という説もありますが、実際、各パートをかなりシャッフルしています。フルートとオーボエは1stの旋律を半分子してます。時には2ndを担当。クラリネットは、2ndとビオラパート、ホルンは、ビオラとチェロパート、ファゴットもビオラとチェロパート。1stの旋律をどのように半分子しているかというと、高音の華やかな旋律はフルート、中音のしっとりとした旋律はオーボエが担当というパターンが多い。例えば、1楽章の最初の旋律はフルート。2楽章の旋律はオーボエ。その他、同じ旋律でも雰囲気に変化をつけるため、交互に担当させる場合もあります。フルートとオーボエは擦り合い譲り合いの精神でがんばりましょう!では、次回「ファゴットおいしすぎ♪ホルン低すぎ!」をお楽しみに(未定)
January 19, 2008
選曲会議2日目です。さぁ、意見はまとまるのでしょうか!?先週、4曲を通した感想を話し合いました。(候補は6曲ですが、ダンツィ2曲は以前遊びでやったことがあるので今回は通してません)■一次予選結果・ダンツィ2曲はアルページュ演奏会用ではなく、今後の練習課題として扱いましょう。・ホルストはきれいな曲だが、作り込んでいくには疑問。(ホルストさん、あなたは好きなんですが!)ということで、ヒンデミット、フェルステル、ドヴォルザーク「アメリカ」に絞りました。■二次予選結果・フェルステルは各パートの難易度が高く、技術的に不可能な部分がある、今後、チャレンジする機会があれば。ということで、ヒンデミット、ドヴォルザークに絞込み。■本選ヒンデミット、ドヴォルザークを各楽章2回ずつ演奏して、曲の構成を理解していきました。ヒンデミットの訳の分からん連続したアルペジオ、拍子間(各パート別の拍子が出てくる!)時折出てくるジャズのようなコードが病みつきになりそうです。一方、ドヴォルザーク「アメリカ」は後期ロマン派ならでは美しいメロディーが各パート絡み合う構成は胸が熱くなります。弦楽四重奏のアレンジものの中では傑作でしょう。全く正反対と言っていい2つの曲です。トイレ休憩を挟み(頭を冷やして)票を取ることにしました。結果ヒンデミット:1票ドヴォルザーク:4票前回、前々回の演奏会で、近現代フランスものを演奏してきて、ロマン派アレンジ曲にチャレンジするのは今しかない?という意見でした。しかし、前回の演奏会で、弦楽四重奏「アメリカ」が演奏されているのでかなりのプレッシャーです。また、前回のアメリカメンバーの心情もあるので、一度アルページュのメンバーにお伺いした方がいいのでは、ということになりました。ちょっと、一言。弦楽四重奏を木管五重奏編曲で演奏することについて、疑問に思う方もいるのではと思います。しかし、私たちの大好きな、ベートーベン、ブラームス、ドヴォルザークは弦楽四重奏の名曲を残しても、木管五重奏の曲を残してくれてません。さびしい!管楽器の特徴を活かした曲を書いたのは、タファネル以降で、その時代から木管五重奏曲が発展してきました。(だから、フランス近現代期に木5名曲が多い)←あ、かなり個人的意見。だから、今回のアメリカ木5アレンジ曲は、木管奏者にとっては願ってもない曲。弦楽四重奏との違いをむしろ楽しんでいただければと思います。余談-木管五重奏勝手に相関図管楽器奏者は、割と自由人が多い。多少「まとめにくい」と感じることがあります。ただ、演奏となると、その自由さがうまい具合に発揮されることが多い。(発揮されないこともあります)私なりに、各パートを観察したところ、勝手ながら以下の相関図が浮かびました。あなたのところの木5はどうですか?(笑)K.I(FL)
December 15, 2007
お久しぶりです!(メンバーが集まるのは、前回のアルページュ演奏会ぶり)今日は、第1回選曲会議。(全部で2回の予定)会議といっても、「いろいろ曲を演奏してみよう!」という内容。今回の候補は、以下の通り。・ホルスト・ドヴォルザーク「アメリカ」(弦楽四重奏の編曲)・フェルステル・ヒンデミット・ダンツィ g-moll・ダンツィ B-dur全部で6曲!今日は、なんとか4曲通せました。(ダンツィ2曲は時間切れでできなかった)ダンツィ以外は、割とレベルアップを狙った曲です。(筆者の策略めいたものを感じますが。)ちなみに曲ごとの通してみた感想は、、ホルスト全体的にしっとりして、美しく物悲しいメロディーの掛け合いが聴かせどころ。管楽器の特徴を活かしたハーモニーが効果的です。難易度:やや難しいドヴォルザーク「アメリカ」モラゲス木管五重奏のワルター(Ob)さんによる弦楽四重奏を編曲したもの。かなり良くできた編曲で、オリジナルと思わせるぐらい。ビオラの美しいメロディーはフォゴットで!(ファゴット奏者はしびれてました)長いフレーズでのブレスが大変ですが、わかりやすく楽しい曲です。難易度:難しいフェルステル転調に次ぐ転調で洒落ッケたっぷり!各楽章で登場するトリオの3拍子はチェコの舞曲をイメージさせる。後期ロマン派ならではの盛り上がりあり。なんとか通せたけど、通せると思っていなかった。。難易度:かなり難しいヒンデミットヒンデミットワールドへようこそ!という感じです。予測しづらいフレーズがスリリング。しかし、意外とわかりやすいのが不思議。難易度:やや難しい4曲通した後、メンバーは疲れきってしまい、それぞれの曲について話し合うことができませんでした。ただ、「どの曲もいい」と思ったのは間違いないらしい。まぁ、来週の「第2回選曲会議」へ持ち越しです。今度の演奏会で、同じメンバーで3回目となりますが、回数を重ねるほどアンサンブルが楽になるのがわかります。以前は、気にしないと合わなかったのが、今は、それほど気にしなくてもアンサンブルができたりましす。省エネ演奏にもなるし、力が抜けることで表現が自由にできるようです。(そういう気がするだけかも?)。んー、力が入ると、余分な情報も相手に伝わってしまうのかもしれません。いろいろ研究していきましょう。K.I(FL)
December 8, 2007
(Fl: K.I.記)いよいよホール練習。各団体の事前の発表の場ともいえます。事前に配っておいたアンケート用紙(チェック用紙とでも言おうか)を片手に各団体の演奏を聴きあいます。下手をすると、本番よりも緊張します。さて、このウィーンホール、とても響きます。私の考えとしては、響いた方がルネ王には合っていると思っています。全体的にやわらかい雰囲気の曲ですし、独特の和声はファーッと響いた方が活きてくるのではないかと。(去年の演奏会のDVDを聞いた限りでは、思ったより響いていない印象でした。録音技術の問題かもしれませんが。。)ホルントリオ、アメリカが終わり、いよいよ木5の番です。1団体45分練習時間を割り当てられているので、最後の15分を通すとして、最初は各楽章を順番に音量のバランスを確認していきました。フルートは、「なぜ?」と思うぐらいに低音が出てくるので、客席に音が届いているかどうかチェックが必要でした。ちょっと聴こえづらそう。それにしても、ダブルリードたち(オーボエとファゴット)は、このホールでも非常にレスポンスよく聞こえます。うらやましい。。。さて、1曲通します。舞台袖に行ってチューニングして、入場!客席から拍手が聞こえます。(テンションあがります)拍手が鳴り終わり、静寂な中でオーボエのメロディーから曲がスタート。そして、終楽章の静かな和音で終了。あっという間です。本番もこんな感じなのでしょうね。演奏を終えて、メンバーの感想は「ホールの響きを味方につけたね」でした。考えてみれば、曲中、和音を伸ばす箇所が多く、吹いている本人たちとしてもその余韻に気持ちよくなったりします。木5の後は、ブラームス弦楽六重奏でした。各団体すべて聴きましたが、ずいぶん弾き込んでいるようです。この熱意を、是非、本番で皆さんに聴いてもらえればな、と思います。
May 19, 2007
(Fl: K.I.記)今日は、農工大農学部構内での練習です。緑豊かなキャンパスは、空気もきれいでとても気持ちがいいです。朝9時ですし、実にすがすがしい。練習は本館の教室を使いました。いつもの公共施設の音楽室とは違い、広いし、よく響く。録音も、楽器から離れたところでできるので、響きも確認できそうです。練習内容は、次週のホール練習に備えて、気になった箇所の総点検です。この時期になると、各パートからの意見も遠慮がなくなります。もやもやしていたところが、一つ一つクリアーになっていくのがわかります。こうなってくると、「アンサンブルって楽しい!!」と思いますネ。なんだか、今回の練習でずいぶん変化が出てきたようです。後で録音を聴いてみて感じたのは、音楽に躍動感が出てきたということ。メロディーに推進力が出てきたのは、伴奏パートと一体になったためでしょう。今までは、メロディーと伴奏が別の音楽のようでしたが、一緒に前に進んでいるように聴こえます。あとは、フレーズからフレーズへの展開が見えるようになってきました。今までは、ただ流してしまっていただけでした。問題点もより明確になりました。ザッツがあいまいなところ、音程、細かいところが気になります。次回、ホールの音響がどのような効果が出るのか楽しみです。
May 13, 2007
(Fl: K.I 記)本日は、弦楽6重奏のメンバーと同じ練習会場・時間帯でした。せっかくですので、互いの曲を聴きあいました。こんな感想を頂きました。メリハリがない→p(ピアノ)、pp(ピアニッシモ) をもっと落とした方がいいのでは。pで終わるところが、pというより、怖気付いた感じがする。低音はよく響いている(良い意味)バラバラになっている箇所はお互いに聞きあいましょう。各楽章のテーマを意識しましょう。もっとCDなどを聴いてイメージを膨らませてみては?6楽章のターンタタンのリズムについて、音に余韻がない。毎回、練習の演奏を録音して聴いていますが、思っていたことをズバリご指摘いただきました。でも、自分たちで思っているのと、第三者から指摘されるのとではまるで緊張感が違います。もっと、もっと、気をつけなくては!と。ルネ王の暖炉は、他の演奏項目ブラームスやドヴォルザークのようなロマン派とは異なり、現代チックなので耳なじみがよくないのではと思われがち。(演奏しがち?)でも、私が初めてCDでルネ王の暖炉を聴いた時、はたして、理解しがたいと感じたでしょうか?いえいえ、とてもムードある美しい曲と思いました。考えてみれば、ミヨーは、バレエや歌劇の曲を数多く作曲している人です。ちゃんと演奏すれば、素敵な情景が目に浮かぶ音楽になるはずでしょうネ。耳をひきつけるメリハリはどうしたら出せるのか? ロマン派のような感情的なメリハリではなく、情景のメリハリ。場面が次々に切り替わるような、そんな演奏をしたいのですが。その課題の1つとして、p(ピアノ)、pp(ピアニッシモ)が重要となってくると思いました。さて、管楽器の場合、そのp、ppというのが、意外とやっかいなのです。いくら音量を落としても"p"に聴こえない、と思った人、もしくは言われた人もいるかと思います。弦楽器の場合、弓にかかる腕の重さや弦に接する面積で調節すると思いますが(たぶん)、管楽器の場合は、アパチュア(上唇と下唇の隙間)で息の出る量を調節します。その時、息のスピードが落ちると音程が下がります。また、唇に力が入ってしまうと、耳障りの悪いキリキリした音になります。これでは、音量を落としてもちっとも"p"に聴こえません。※参考までに「図1」をご覧下さい。これがうまくできれば、まるで遠くから何気なく聞こえてくる“p”が出せるわけです。 ちなみに、“p”が美しければ、“f(フォルテ)”も芯のある美しい音が出せます。ファゴット、オーボエ、クラリネットは、さらに「リード」を振動させなくてはなりませんネ。性質の違う5本の楽器が、美しい“p”を出せたとき、きっと表現の幅が広がるのだと思います。次回の練習で、いろいろ試してみようと思います。
April 21, 2007
(Fl: K.I 記)今日は初の先生練です。(と言っても、先生練は1回の予定ですが)去年、タファネル木管五重奏でお世話になった、オーボエの森先生に見ていただきました。また、ホルントリオのヴァイオリニストも練習見学に来ていました。楽器や編成がことなるアンサンブルでも、とても勉強になるとのこと。私も、時間を見て、他のアンサンブルの練習を見学したいと思ってます。まず、一通り曲を通し、先生に問題をチェックしていただき、各楽章ごと細かく見ていただきました。*先生より**全体的なこと各楽章ごとのイメージをつくりましょう。p,ppをつくりましょう。フレーズを大事にしましょう。7曲からなっている「ルネ王の暖炉」。中世のルネ王の時代の生活や出来事が、7つの場面で描かれています。行列 (Cortege)行列です。誇らしげに、幸せそうに歩いている。イメージをするだけで、音に違いも出てきます。また、それを表現するための、息の使いかた、フレーズのとりかたも教えた頂きました。朝の歌 (Aubade)朝です。さわやかに。いかに、暗く吹いてしまっていたか、指摘されてわかりました。ゆりかごに揺られ、朝のさわやかな風にゆれたレースのカーテンがイメージできます。軽業師 (Jongleurs)思い切り遊びます。とてもコミカルなフレーズが飛び交います。静かになったと思ったら、突然脅かしたり。軽業師のカラフルな雰囲気が想像できます。先生の「そこは火を吹く人!」には、なるほど!と思いました。ラ・マウザングラード (La Maousinglade)作者も暮らしたことのあるプロヴァンスのある地名が題名となっています。穏やかでやわらかいイメージ。雰囲気を出すためのブレスやカウントのとり方、各パートの引継ぎ方法など教わりました。アルク河での試合 (Joutes sur L'Arc)アルク河畔で行われた槍試合の様子を回想したものです。コミカルなメロディーの中に平和を感じます。フレーズが活きるように、音形など細かく指示していただきました。ヴァラーブルでの狩り (Chasse a Valabre)ヴァラーブルはプロヴァンスのエクス地方にある小さな城。ルネ王が楽しく狩をしている様子です。「獲物はどこにいるのかな~~」「おぉぉ!いたぞ!行こう!」と言っているのでしょうか。音階が上昇したり下降したりを気をつけるだけで、わくわく感が出てきます。ややこしいリズムは、まず手拍子で把握すると、とても面白い活きたフレーズに変わっていくのがわかりました。マドリガル・ノクターン (Madrigal-Nocturne)牧歌、でも恋の曲です。夜、密かな、ロミオとジュリエットの出会いのように。心静かな表現というのは、難しいと感じました。弦楽器のフラジオのように、というヒントもいただきました。装飾音符の扱いについて、「ビー玉を転がすときに、そっと置くように」とおっしゃいました。なめらかに、滑り出すように意識するだけで、やわらかいフレーズがつくれます。今回も、とてもたくさんのことを教えたいただきました。まず曲のイメージを持つことの大切さがわかりました。改めて譜面を見ると、とてもいろんなことが起こっています。それをもっと表現できるようにしたいと思いました。森先生、ありがとうございました!
April 15, 2007
(Fl: K.I 記)5本揃っての練習です。(前回はオーボエ抜きでした)オーボエ「前回の練習でかなりうまくなったってことありますか?」他4本「それは、、、どうかな???(心中:吹けばわかるのさ)」今一番の問題は、テンポの維持。この曲は、ほとんど抑揚によるテンポの揺れがなく、テンポ正確さが重要です。今日もメトロノーム大先生とにらめっこです。前回までは、指定よりもやや遅くしてましたが、曲の雰囲気をつかむため指定の速さで練習しました。1楽章から終楽章まで順番に練習しました。拍子の取りにくいところは、やはり相変わらず遅れます。伴奏パートと旋律パートとわけて、遅れる原因を確認しました。一つずつ整理すると、正確さが出てきます。あと、バランス。楽器の性質が異なるため、統一感を出すのが難しいです。特に伴奏で、オーボエ+フルート、ファゴット+クラリネットの場合など音のレスポンスや音量など互いに気を使わないと、旋律を殺してしまいます。(ファゴットとホルンの組み合わせの時は問題なく聴こえるのは、普段から、合わせる訓練をしているからだろうか。。お見事)この練習を1楽章から7楽章まで行うのは骨が折れます。各楽章は、1分から3分ほどの小品で、全体の演奏時間は12分前後で割と短いのですが。。。最後は、メトロノームなしで通して演奏しました。どれだけ体にテンポが養われたか? ↓ ↓ ↓結果:まだまだ修行が足りません。来週の先生練で、どれぐらい演奏できるか不安です。。。それでは、皆さん、次回まで個人練がんばりましょう。さて、練習後、録音したものを聴いてみましたところ、新たな問題が浮上しました。メトロノームに頼りすぎた結果でしょうか。「バラバラ」で、アンサンブルができていません。メトロノームに合わせようとして、演奏に落ち着きがなく、余韻を大事にしていないからフレーズがぶつぶつ切れている。他に、音程や高音がキツいなど、問題はさまざまですがアンサンブルができていなのは、大きな問題です。ルネ王の暖炉、侮れないことを、再認識したしだいです。
April 7, 2007
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(Fl: K.I 記)今日はオーボエ抜きの4本での練習です。メンバーの都合で、今日は2時間の練習となりました。だから、定例の他の曲演奏は無しです。前回の練習と同じように、テンポ感を身に着けることを重点的に行いました。ルネ王の暖炉は、7楽章あります。(演奏時間は合わせて11~12分ですが)楽章ごとに夢物語のように展開されていきます。ドラマティックな感情むき出しな曲ではなく、どちらかというと、メルヘンの世界。演奏する時に、フレーズごとにあまりにテンポが揺れてしまっては、曲の雰囲気を台無しにしてしまいます。だから、各楽章でのテンポを一定に保つ訓練が必要です。はじめはメトロノームで、テンポ感を養い、遅れがちな箇所をチェック。繰り返し行った後、メトロノーム無しで演奏。これがとても効果的でした。メトロノームで覚えたテンポを保つようにするには、とても集中力が必要です。また、この集中力が、演奏に推進力を与えます。今後もこの練習をやりましょう。2時間の練習を終え、クラリネットは次の予定に行き、ファゴットは、良きパパとして帰宅、ホルンとフルートはしばらく個人練をしました。ホルンは延々と基礎練習、えらい!! 管楽器って、音作りに時間かかりますからね。かたやフルートは、吹く頻度が低いピッコロの音抜きをしていました。まだツボ(息の通り道)が掴めません。さすがに自宅ではピッコロは吹けませんから、この機会に音だしです。
March 21, 2007
(Fl: K.I. 記)前回、演奏会の曲が、ミヨー『ルネ王の暖炉』に決定したので今日から本格的に練習開始です。また、演奏会の曲以外にも、いろんな曲にチャレンジしていく予定です。今日は、ダンツィのg-moll。曲の構成は古典的で、旋律と伴奏がはっきり分けられておりまとめやすい方だと思います。でも、このような曲をきっちり演奏するのも、今後の課題です。前から何度か通した曲ですが、初心にかえって丁寧に演奏しました。気持ちしだいで演奏に一体感が出ることを改め発見。さて、ミヨーの練習です。近現代フランスの曲特有の難しさを理解することが必要なので今回は、曲のイメージを掴む事を重点としました。各楽章のテンポ拍子(各パートによって拍子のとり方が異なる)和声装飾音符上記で、意外に苦労したのがテンポ。昨年度演奏したタファネルや、練習曲ダンツィのように、縦にテンポを感じる曲ではないので、油断するとすぐに遅れます。1!2!3!4!ではなく、1→2→3→4→。フレーズを大きく感じないと、本来のゆったりした雰囲気が表現できず慌てた感じになってしまいます。しばらくは、メトロノームを使ってテンポ感を養う必要があるでしょう。次回は、Ob以外の4本での練習となります。この機会に伴奏主体の練習ができそうです。
March 4, 2007
木管五重奏の2回目の練習でした。内容は選曲会議といったところです。前回提示した候補曲は次の5曲ダンツィ g-mollモーツァルト c-mollドビュッシー 小組曲ヒンデミットミヨー ルネ王の暖炉そして、ClのD君より、追加候補テュイレ 六重奏これといった決定打のない中、互いの気持ちを確認するかのように曲を通していきました。ファゴット親分「まずは音だしとしてc-mollの2楽章をやろう」。どうやら一同暗黙の了解で今回の候補から外れました。ホルン一押しのダンツィ。主旋律と伴奏がはっきりわかれていてわかりやすい曲です。まずまずまとまっているような気がします。クラリネット推薦のテュイレ。木管五重奏とピアノのための六重奏。とても盛り上がりそうな曲です。しかし、ピアニストや、練習日程の問題で候補から外れました。フルート是非にと、小組曲。空中分解しそうな状態でした。やむなく候補から外れました。何気に手堅いミヨー。曲の雰囲気も出て、各パート吹きやすそうでした。オーボエ、とってもいい感じです。思いが伝わりました。無理かもしれない?と思われていたヒンデミット。割と雰囲気が出てました。可能性を感じます。一通り演奏しても、まだ決めることができず、のどもカラカラ、お腹もぐぅぐぅの状態でしたので、一同は居酒屋へいそいそと移動しました(皆さん、飲むのがお好きなようです)。ビール片手に、互いに、各候補曲の印象を語り合いました。そして論議の末、曲は決定しました。ミヨー『ルネ王の暖炉』一同「ミヨーで、乾杯!!」木管五重奏は、系統の異なる5本の楽器の集まり。今回決まった『ルネ王の暖炉』は各管楽器の魅力を引き出す曲です。いい演奏ができるよう、がんばります!
February 24, 2007
今日は木管五重奏の初練習でした。メンバーが集まるのは前回の演奏会以来です。久しぶりの木5は新鮮でした。練習時間は、9:00~12:00で、今度の演奏会候補曲を順番に通してみました。ダンツィ g-mollモーツァルト c-mollドビュッシー 小組曲ヒンデミットミヨー ルネ王の暖炉余裕があれば、曲を絞りたかったのですが、候補の5曲を通すのがやっとでした。しかもアンサンブルリハビリという状態(?)だったので、曲選定は次回練習まで持ち越しとなりました。ダンツィやモーツァルトのようなカチっとした曲も捨てがたいしドビュッシーやミヨーのフランス音楽特有の色彩豊かな曲もいい。でも、ヒンデミットの変拍子もインパクトあるし……、などいろいろ意見があるようです。
December 9, 2006
プログラムに載せる、木管五重奏のプログラムノートです。●ポール・タファネル/木管五重奏ト短調 ポール・タファネル(1844~1908)は、フォーレ、サンサーンスなど著名な作曲家から作品を捧げられた偉大なフルーティストであり、管楽器の発展に力を注いだフランスの作曲家です。 19世紀半ばには下火となっていた管楽合奏のジャンルを再び活性化させたのが実はこのタファネルで、管の特色を活かした和音を巧みに響かせ、各楽器が複雑に絡み合うという構成は、後のフランス近現代音楽へ大きな影響を与えました。そのタファネルの《木管五重奏曲》は、管楽器界のみで知られているのがもったいないほどの作品です。 今回の5人のメンバーのうち3人は木管五重奏が初めてで、普段演奏しているオーケストラとは全く勝手が違い、アンサンブルがうまく出来るか心配でしたが、この曲の優雅でキリッとした風貌の旋律線とメランコリックな香り漂う曲調に一目ぼれ(一聴ぼれ?)し、今回披露させていただくことになりました。いざ練習を始めると、パズルのような楽器間のメロディーの受け渡しや特徴づけなどにとても苦労しました。しかもスコアが廃盤なのでスコア無しの状態で互いの耳を頼りにするしかないという、まさにパズルそのものでした。しかし同時に、管楽合奏ならではの響きに触れることができました。 弦楽器主体のプログラムの中で、異色を放つこの曲をどうぞお楽しみください。
May 30, 2006
昨日、森先生(Ob)にご指摘頂いたところを復習しました。曲に色が出てきたと感じます。習得しなければならない問題点も絞られてきました。
May 21, 2006
オーボエ奏者の森明子先生に見ていただきました。最初に立奏についてのアドバイスを頂きました。まず、全員でスクワット開始。なんとスクワットの後、足が地面にピタと着く感覚を覚えました。腰から下が自然と引力にしたがっているようで、立ち方が安定します。せっかく立奏を行なうのであれば、重心をしっかり下げることが重要とのこと。そうしないと、上半身と下半身の動きがバラバラになってしまいます。それでは、上半身がリラックスできません。実は、以前、チェロのレッスンを受けたときもスクワットをやりました。弦・管問わず、楽器共通のことなのかもしれません。1楽章と3楽章を重点的に見ていただきました。各楽章共通なことは、フレーズの取り方。キーは「アウフタクト」。どの小節が山となるか、その場合アウフタクトどこにあたるかを、分解していきました。 これを意識するだけで、一つ一つのフレーズが生きてくるのがわかります。あと、各画面の音形、リズム、ザッツのとり方、曲のイメージをとても細かく指導していただきました。全く今まで気づかなかったことや、注意していたつもりが、表現が足りてなかったことなど自分たちだけでは到底気づかなかったことが盛りだくさんでした。今回指導していただいたことは、タファネルだけでなく、他の曲でも応用できるものばかりです。アンサンブルの難しさや楽しさを再認識できました。
May 20, 2006
1ヶ月ぶりの練習です。しかも本番まで1ヶ月を切りました。ウォーミングアップとして、ファルカッシュの1楽章を演奏しました。久しぶりの合わせにも関わらず、いい雰囲気です。アンサンブルは、やればやるほど息が合ってくるものだなと思いました。そして、タファネルは1楽章と3楽章を重点的に練習。この章はメロディーの受け渡しがかなり複雑なので今までも苦労してきましたが、その中でどう抑揚をつけるか話し合いながら曲作りをしました。まだまだ課題は山積みです。今回、初めて立奏に挑戦。いざ演奏してみると、各パートの動きも見やすく、また、上半身がリラックスし、重心を落とせることを実感しました。いささか、音も安定したようです。管楽器の方はお分かりになるかと思いますが、重心を落とすことにより、下腹部に力が入り、ブレスが安定したり音がまっすぐ飛ばせたりします。ということで、本番は椅子なしで演奏することに決定しました。さて、次回は先生練です。木管五重奏を先生に見てもらうの初めてですのでいろいろ勉強させて頂きたいと思います。
May 14, 2006
5本揃っての練習です。まずは、ウォーミングアップで、ファルカッシュの木管五重奏曲を演奏。陽気で派手な楽しい曲でした。そして、タファネル。前回であがった、1楽章でも問題点を再確認。練習時に録音した演奏の感想は「ピッチが悪い!」とのこと。以上を踏まえて、まずは全楽章を通しました。その後、3楽章と2楽章を重点的に練習。3楽章は縦の線をあわせることが現段階では最重要ですので、メトロノームに合わせて練習しました。2楽章は伴奏部分のニュアンスを話し合いながら曲作りをしていきました。
April 9, 2006
今回の練習はOb以外の4本(Fl,Cl,Hr,Fg)での練習でした。恒例のウォーミングアップで『イージーダンス(作曲者は忘れました)』と『イベールの三つの小品』を合わせ、お互いの調子を確認。そしてタファネルの練習に入り、まずは全楽章通し。その後、曲想で最も課題の多そうな1楽章を細かく見ました。緩急のつけ方、リズム、など、各パートでイメージを統一しなげればいけない箇所を抜き出し、「どのように演奏したいか?」を話し合いながら練習をしました。
March 26, 2006
前回の練習ではファゴットの都合がつかず、4人での練習だったので、今日が全員そろっての初合わせでした。初あわせだったので、全楽章を通しました。基本的な確認作業を中心に練習しました。1楽章:各パートのメロディーの受け渡しを確認しました。2楽章:主題→第二主題→展開部、といった、各移行部分を確認しました。3楽章:テンポを落として、メトロノームを使って、曲の構成を確認しました。今までみんな忙しく、なかなか全員の予定が合いませんでしたが、これから演奏会まではかなり練習日を確保できたので、焦らずに練習していきたいと思っています。
March 12, 2006
NHK教育テレビでタファネルが放送される予定です。教育テレビ 芸術劇場 午後10:00 http://www.nhk.or.jp/art/放送予定をクリックすると詳細が見られます。演奏はレ・ヴァン・フランセです。スタープレイヤーの木五です。
February 19, 2006
ファゴットを除く4本(フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン)での練習でした。複数曲を演奏した結果、タファネルに決定。テンポを落とし、曲の構成を確認しました。
February 11, 2006