昔からよく世話になった私の従姉妹が10数年前に水上にリゾート・マンションを購入し、以前から利用するように勧めてくれていたのだが、中々その機会もなかったが、何週間か前に家内と従姉妹が話しているうちに何かのきっかけで急に一緒に行こうという話になってしまったらしい。ご主人は何年か前から介護を受ける身で、今回の旅行はご主人がショートステイを利用することに賛同してくれたから実現したのだ。
今朝は10時頃という割とゆっくりした時間に家を出て、津田沼の家に寄り従姉妹を乗せて出発した。
外環道から関越道に入り、月夜野インターで高速を降りて最初に行ったのが「たくみの里」。整備された道路に沿って鄙びた家が並び、それぞれそば打ちや陶芸などの手作り体験ができる工房になっているようだ。また村の所々には10ヶ所以上の野仏が点在しているのが地図に書かれていた。
総合案内所には手打ちそばを食べさせてくれるところがあったので、そこで昼食にした。
続いて行ったのが猿ヶ京温泉に程近い赤谷湖。ダムによってできた人工湖で、紅葉がきれいだった。さらに一山越えて水上温泉に行く途中の峠を貫くトンネル付近から、山の上に修行僧に似た形をした巨大な岩があった。仏岩と言うそうだが、周りは紅葉の真っ盛りだった。
そして、このトンネルを抜けてしばらく走ると、もう水上だった。リゾートマンションは14~5階建ての大きな建物で、利根川の一部である諏訪峡も近くに見え屋上に上れば谷川岳もよく見えた。
広い温泉は平日のためかほとんど独り占め状態で入ることができた。ただ一人途中で入ってきた人は近くに家があり、温泉に入ったり来客者をもてなすためにこのマンションを買ったという人だった。
11月1日 木曜日